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吸血令嬢カーミラ (ホラー・クリッパー)

吸血令嬢カーミラ (ホラー・クリッパー)

吸血令嬢カーミラ (ホラー・クリッパー)

作家
ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ
フレデリック・マリヤット
令丈ヒロ子
8あーや8
出版社
ポプラ社
発売日
2023-07-05
ISBN
9784591178355
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吸血令嬢カーミラ (ホラー・クリッパー) / 感想・レビュー

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☆よいこ

児童書。ホラー・クリッパー③表題作「吸血令嬢カーミラ」と「美しき人狼」の2編収録▽[吸血令嬢カーミラ]ローラは幼い頃、美しい女性に襲われた夜があった。城で過ごす退屈な毎日に、ある日同年代の美しい少女カーミラが表れ、ローラは夢中になる。しかし周囲では、幽霊に出会って衰弱死するという謎の病気か流行る。[美しき人狼]海に出た2人の船乗り。クランツはフィリップに自分の不思議な子供時代の話をする。父と共に3人の子供たちは山で隠れ住んでいた。そこに現れた美しい女性クリスチーナは新しい母親になる▽カーミラは少し百合み

2023/10/21

マツユキ

読みたいと思いながら読んでないカーミラを児童書で。貴族の娘ローラの屋敷に、カーミラという同年代の令嬢が滞在する事になるが…。正体が分かった後も惹きつけられるカーミラの美しさ、気まぐれさ。彼女もまた孤独だったんだなと、切なくなりました。もう一作の『美しき人狼』の原作は初めて知りました。山で、三人の子どもと過ごす男が、自分と同じ境遇の父娘と親しくなり…。こちらは、本当にたちが悪いです。外見に騙されてはいけない。子供たちが最後まで可哀想。

2023/09/23

くらさ

あまり読んだ事のない吸血鬼ものですごく面白いホラーでした。ホラーだったけれどもどこか儚くて切なかったです。

2024/02/08

レ・ファニュ『吸血鬼カーミラ』とマリヤット『人狼』のカップリング。吸血鬼と人狼でセット……ではなくて、魅力的な人物の正体が怪物だった!というテーマで一冊作ってみた感じ。新訳かと思いきや、児童向けの翻案でした。物語自体は原作と同じなのですが、恐怖は控えめにして、カーミラとローラの交流を強調する方向で改変?されているのであります。児童書で初めて『カーミラ』を読んだという著者が抱くカーミラ像は「さみしがりやで美しく、品のよい令嬢」というもの。児童書から入るとそういうイメージになるんだー、と目からウロコ。星5つ。

2023/10/31

かが

好みの再話の仕方だ。うーんこれは愛

2024/04/02

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