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ゴッドチャイルド 8 (花とゆめCOMICS)

ゴッドチャイルド 8 (花とゆめCOMICS)

ゴッドチャイルド 8 (花とゆめCOMICS)

作家
由貴香織里
出版社
白泉社
発売日
2004-01-19
ISBN
9784592178088
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ゴッドチャイルド 8 (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー

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カナン

愛と憎しみは古今東西表裏一体だ。「愛してる」という言葉が薄っぺらい量産型の台詞となって久しい中で、全盛期の作者が描いた典型的な共依存とも云えたカインとリフの主従関係が数多の愛憎劇の中で時に挫折し涙し絶望しながら、最後に選び辿り着いたのは愛を超えた唯一無二の永遠だった。何処までも残酷で悪夢のような世界の中でも、希望の光を見出し次へと繋げることは出来るのだと、信じ抜く意味はあるのだと。翼を捥がれた天使に今一度、決して輝きを失わない翼を。戦い抜いた貴方に優雅な笑みを。いつまでも記憶に残る美しいフィナーレでした。

2022/11/20

十六夜(いざよい)

予想外のラストに驚かされました。きっと最後はふらっとマリーに会いに来るんだろうな〜と思っていたのに。でも悔しいけれど美しい終わり方だったと思う。皆がそれぞれの望む結末になったという点では、ハッピーエンドといっても過言ではないんだろうけど…まだ伯爵カインシリーズ読みたかったな。

2015/02/26

chie

シリーズ最終巻、色んな意味で叫びたい巻でした。そんなラストは卑怯です、由貴先生。でも美しいから仕方ないのかなぁ~(涙)そして、一応(傍から見たらどうであれ)みんな救われたんだろうから・・・。

2014/04/01

あひるぷかこ

全8巻。伯爵カインシリーズ⑤これで全て完結です。舞台は19世紀後半のイギリス。秘密結社デライラ、カインの父アレクシス、そして最愛のリフ。本当のリフのことがショックすぎて途中で読むのも苦しくなったけど、最後の最後に記憶を取り戻したリフとカインは、その時が一番幸せだった。そう信じたい。なんてダークで美しく悲しい物語。

2012/08/24

ウシ

再開したシリーズは色々違和感あったけど、落ち着くところ落ち着いてほっとした。欲を言えば昔の由貴さんの状態で描いてほしかった。

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