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ブッカケゾンビ (海外文庫)

ブッカケゾンビ (海外文庫)

ブッカケゾンビ (海外文庫)

作家
ジョー・ネッター
風間賢二
出版社
扶桑社
発売日
2023-02-02
ISBN
9784594092269
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ブッカケゾンビ (海外文庫) / 感想・レビュー

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HANA

アメリカでゾンビが発生するのは日常茶飯事だが、今回はその発生した場所がAV撮影現場。この時点でもう既に内容を端的に表していて素晴らしい。誰もが一度は酒の席とかで考えそのまま忘れ去るアイデアを実際に筆にするのも素晴らしい。おまけに道中に登場するのが屍姦に食人集団と実にアメリカンな変態なのも素晴らしい。ただ内容的には色物に徹しながらもゾンビ物に必須の逃走劇、仲間とのやり取り、ロードムービー的な部分などその骨子は誠実に作られており、著者のこの分野に関する誠実さを垣間見る事が出来るなあ。やってる事はアレだけど。

2023/02/14

アナーキー靴下

読み始めて、慧眼の士たるお気に入りの方が読んでいたとか、帯のロメロの名前がゾンビもの認証的な免罪符に見えたとか、図書館にあったのだからこれは優良図書なんだとか、そんな言い訳が何度も心の中でリフレインした。だって1/3くらいゾンビなしお下劣エロパートで、赤面するような文章が多くて…。「マブい女」なんていう80年代(?)の死語も飛び出すし、懐かしの雰囲気を楽しむ感じなのかしら。ゾンビや市長が出てきた辺りから楽しくなり、全体としてもストーリーはなかなか。原本2009年に納得の、今時でないラストは味がある。

2023/04/27

goro@80.7

エログロでもお下劣度高めのグロよりのZ級ホラー。愛する妻子の目を盗み、墓地で開かれるAVに参加するためいそいそ出かけるが、タイミングよく生き返る?ゾンビたちに襲われ大パニック。「ブッカケ」は原題でも「ぶっかけ」と日本を愛する作者の意気込みなのです。

2023/07/04

しゃお

愛する妻と娘がいながら墓場で行われるAVの撮影に参加した主人公。何度も後悔し引き返そうとするも自身の欲望に逆らえないなんとも情けない様子が可笑しい。墓場で大量のゾンビに襲われ仲間達を失いながらも家族の元に帰ろうと奮闘する様子が、とにかくありとあらゆる体液にまみれたエログロのオンパレードの中で描かれます。それでも最後は愛する家族と一緒にとあきらめない主人公の涙ぐましい努力の果ては?!ひたすらエロとグロと暴力と汚い言葉で彩られたB級ホラー。好きな人にはたまらないだろうけど、誰にでも勧められはしないよねw

2023/03/02

進☆彡19@雰囲気重視

かつてないないゾンビ体験がここにある! エロ&グロものは数あれど、これほどまで映像化を熱望する小説があっただろうか。熱望しすぎてアッチチである。ゾンビと繰り広げるあんなことやこんなこと。衝撃である(ネタバレしたーい)。もうじき3回目の成人式を迎える私だが初体験。ヒィヒィ言わされてしまった。ゾンビと遭遇するきっかけがクズい! ゾンビ発生の原因ほったらかし! 思わせぶりに登場した5人組の扱いもったいない! ラストそこに着地するかッ! エモい! クリストファー・ランドン監督、映画化おなしゃす!

2023/03/17

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