読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

団塊の後 三度目の日本

団塊の後 三度目の日本

団塊の後 三度目の日本

作家
堺屋太一
出版社
毎日新聞出版
発売日
2017-04-22
ISBN
9784620108254
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

エコノミスト連載の「三度目の日本2027」の電子書籍化。ベストセラー「団塊の世代」の堺屋太一氏が、団塊がリタイアした後の日本の姿を描く予測小説。物語は、東京五輪の5年後の2026年1月から始まる。2020年の東京オリンピックを待たずして、日本経済は深い停滞期に入る。この状態に2025年に首相に就任した若き首相の徳永好伸は、「経済成長を気負わず、数値を気にせず、外国と競わず」の「身の丈の国・日本」を掲げる。一方、それに大反対する大阪を基盤とする国政政党を率いる大阪都知事の杉下晋三久は、日本は断固「世界の主要なプレーヤー」にとどまるべきと主張し、「日本の倫理と仕組みと仕方の全面改革」を提唱し、「三度目の日本」を作ることを目指す。これが、この小説のタイトルでもある「三度目の日本」である。

団塊の後 三度目の日本 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

久々の堺屋太一です。2026年の近未来小説、300P強一気読みしました。「夢ない、欲ない、やる気ない」の3Yない「低欲社会」こそ危機だという著者の主張は理解できますが、サプライズもなく日本の社会同様、著者も老いてしまったのではないでしょうか?歴史上、人口が減少して栄えた国はないので、子供を産んで育てることが素晴らしくメリットを感じられるような抜本的な対策が必要だと思います。憲法改正以前にもっとやるべきことがあるのではないでしょうか?

2017/05/20

あすなろ

80歳を超えられる堺屋翁自ら命名される近未来小説の最新刊。団塊の世代→平成30年→本作と続く。かつて翁の属された通産省の如く、近未来の我が国のビジョンを国民に解くリーフレットより分かりやすく解く。時は東京オリンピック開催五年後の日本。もうすぐである。身の丈に合った国づくりが提唱され、土地余りの日本、2つ目の仕事が推奨される日本等が描かれる。2025年って、もうすぐ。確かにオリンピックの後は、通例として経済減速となる。折しも高知県大川村の村民総会についての報道が流れ、よりこの本にリアル感を持ち読了した。

2017/06/13

それいゆ

10年後の近未来を描いていますご、今とあまり変わらないような感じがします。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの後は長期不況が続く。誰もが予測しそうな話ではないでしょうか?実際の10年後は、思いもしなかったことだらけなんでしょう。そういう意味では、この小説は作者の土俵の中だけで考えたつまらない内容のあまり驚きが感じられない未来予想図に思えてきます。

2017/05/18

アーモンド

東京オリンピック後の日本。人口減少、労働力不足が本格化し、経済は下降の一途。欲も夢もない若者たち。天国には上に登る階段はない。そんな日本の状況をどう打開していくのか…。テーマはリアルでとても興味深いのだが、何だか読みにくく苦戦した。が、真剣に今から考えねばならない問題だけに、試行錯誤のうえ、こんな政策もあるのかもと勉強になった。絶対に今から対策をしなければならない問題だと思う。

2017/09/12

Yunemo

団塊の世代、2025年に後期高齢者層へ。その後の展開が記されます。今、まさにこの年に向かって社会保障費、特に医療費の伸びを、その財源をどうするかが大きな論点になってます。2020年に東京オリンピックが終了、1964年と同様にその後の不況感。今まさに始まってる国民意欲の低下がピークに達し、団塊の世代とのギャップ差がますます感じられて。ほんとにこのままでいいのかな!団塊の世代の名付け親、たぶん82歳になられる堺屋氏の最後の予測と捉えて興味深く。「三度目の日本」、言い得て妙、この表現に惹かれます。どこまで実現?

2017/05/13

感想・レビューをもっと見る