KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

日本の精神鑑定

日本の精神鑑定

日本の精神鑑定

作家
吉益 脩夫
内村 祐之
福島章
小木 貞孝
中田 修
出版社
みすず書房
発売日
1973-01-09
ISBN
9784622022305
amazonで購入する

日本の精神鑑定 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

gtn

戦後まもなく起こった俳優仁左衛門殺し事件。十二代目片岡仁左衛門の妻が住み込みの書生の食事を減らし、自分らだけいい飯を食う。仁左衛門が書生に、台本の出来が悪いとなじる。出て行けと怒鳴る。片岡家全員で書生を追い詰めた結果、激情に寝惚けによる朦朧が加わり、手斧で一家五人惨殺される。知人によると、書生は知性もあり、穏やかな良い奴だったという。食糧難という特殊事情が生んだ事件ではないと思う。立場の弱い者をいたぶり、追い込む畜生のような輩よ、怯えよ。

2019/05/19

trash

治安維持法下での精神鑑定、阿部定、杉並通り魔、大川周明、金閣寺、結局冤罪と言われてる帝銀事件での鑑定。。とこういう事件に興味ある人ならお腹いっぱいになるような事例が載っている。個人情報に関わる部分、あまりに専門的な部分は削除されているとはいえこういう人たちの生の声が読めるというのはwikiとかで調べる以上の凄みがある。

2013/04/28

枕流だった人

1990/8/20 8刷

感想・レビューをもっと見る