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てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道)

てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道)

てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道)

作家
工藤直子
佐野洋子
出版社
理論社
発売日
1982-07-01
ISBN
9784652038079
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ジャンル

てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道) / 感想・レビュー

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ふう

子どもの国語の教科書を読むのが好きでした。この作品も娘の中学の教科書で知っていいなと思い、十年以上前に購入したもの。ときどき思い出しては手に取っていますが、読むたびに新しい出会い、新しい感動があります。ほのぼのとしているけど、なんだか切ない…。動物たちとゆっくり話ができたら、彼らの可愛らしさも悲しみももっとよくわかるのに、と最初の詩からしみじみとしてしまいました。大好きなてつがくのライオンは、ちょっとおまぬけかもしれないけど、その単純さ素朴さが、やがて本当にてつがくに思えてくるから不思議です。

2016/10/29

とよぽん

繊細、かと思えば豪快で、スケールの大きな世界。くじらといるかの出会い、そしてライオンと縞馬の物語もほんわかしていた。「ひぐま」、「夕立ち」が特によかった。佐野洋子さんの絵が詩のイメージに合っている。

2020/10/05

るんるん

気取ったポーズを見せる「てつがくのライオン」がかわいらしい。縞馬と会話する後ろ姿にはきゅんとさせられる。そのほかにもたくさんの詩。虫、猫、風、空、草などのなかに浸っていると心がまるくなる感じがします。

2014/09/19

ふじ

先日の対談本から、一冊だけで判断するのは良くない、と思い、いけそうなこちらを手に取りました。結果、のはらうたと全然違うテイストにびっくり。特に、自然に対する感受性が豊かすぎて理解の範疇を超えてる。心の描写も、これ児童書!?というのが混じっていて、恐れ入りました。欲を言えば、もっとゆっくりじっくり味わいたかった。佐野さんの絵もいい。

2019/04/24

マツユキ

工藤直子さんの詩集を借りてきました。 ライオンって、あのライオンだったんだ!クジラとイルカも登場。 自然の大きさと、我が身の小ささと。まあるい光の心暖められる、素敵な詩集でした。手元に置いて、繰り返しよみたい。 佐野洋子さんのイラストも素敵。

2020/10/09

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