ネオリベ化する公共圏
ネオリベ化する公共圏 / 感想・レビュー
Z
資本論第三巻に取り組むやる気が、注入された。スガ氏とマイケルハートの論文がかなりいい。やる気をもたらしたのはハートの論文で、第三次産業って最近の言葉だと思うけど、第三次産業への移行がどのような変容をもたらすかという考察が資本論の中にあるというところ。フーコーの規律訓練の装置が機能不全に陥るのはなぜか?ノマドかされた個人が何でできるか?ということが、論理的に書かれていて、自分でもそれをたどりたいと思わせた。よし、いざ資本論へ。
2014/09/08
hiratax
(20060811)こんな本あったな〜と。この頃、と言うかもっと前、現代思想の用語で「公共圏」がやたら流行った。卑近な解釈で路上飲み会とかに結びつけてた。ストリート。
2006/08/11
ヤマニシ
「ポスト自治空間」
2022/01/30
ゆきんこ
小倉虫太郎
2021/09/04
肉欲棒太郎
2005年12月20日に起きた早大文学部ビラまき不当逮捕事件を受けて緊急出版されたもの。巻頭に掲げられた「ネオリベラリズムはリベラリズムで批判できない」という警句が含蓄深い。本件は、規律社会から管理社会への移行という流れの中においては、大学だけが特権的な自治空間であることは許されない、ということを背景にして起きた事件と言えるのではないか。現在の監視/管理社会化は、むしろリベラル派が率先して推進しているという側面もあることは、本書所収の松沢呉一論文を読むと分かる。
2019/09/07
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