明るい原田病日記―私の体の中で内戦が起こった
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明るい原田病日記―私の体の中で内戦が起こった / 感想・レビュー
美登利
私もH17年に関節リウマチを発症してより、自己免疫疾患については興味があります。最初は原田病が何のことか分からなかったけれど。それだけ知られてないのですね。年齢的にもほぼ同じの著者さんの他の作品を読んだことはありませんが、病気になってわかることは、健康の有り難さです。そのツラい気持ちや先が見えないような医者との関係のズレなどがよく理解出来ます。現在はかなり回復され、名医にも掛かられ、仕事も再開されてるようで、大いに刺激になります。親の看取りなど大変なことも経験され、バイタリティを見習いたいと思いました。
2014/08/21
古本虫がさまよう
「内戦」といえばスペイン内戦などが浮かぶ。同じ「民族」内での生死を争う「紛争」。自分の肉体の中でそうした「内戦」が起こったとなると只事ではない。どういうことなのかと興味を持って手にした次第。多忙な日々を過ごしていた著者だが、ある日(2007年)突然目がかすみ、自宅の床が盛り上がってデコボコに見えるようになってしまう。水平の線がまっすぐに見えない。奇妙な頭痛にも襲われる。診察の結果「原田氏病」と言われる。最初は「腹出し病って何?」とも思ったそうな。森さんは少し中年太りしているようではあるが……。
2021/10/19
マホカンタ
自己免疫系の眼科疾患である原田病と診断された作家さんの闘病記。私自身、原田病の疑いありで半年以上通院中。散々『もっと他の患者さんは酷くて大変なんですよ』とことあるごとに言われている。その度に、症状の重い方は気の毒だけど、私だって辛いんだと心の中で呟いていたが、森さんも同じこと書かれていた。医者にとってはたくさんの症例を比較して軽いという診断でも、患者にとっては唯一の病気。特に巻末の若倉医師の話が参考になった。私も診て欲しい。
2018/02/22
セイ
私自身も原田病。発病から4年たっても再発を繰り返しているので、巻末の対談は参考になった。しかし10年ちかく前の対談なので、現在はどうなのか。それにしても、筆者は仕事が忙しすぎないか?病人の忙しさではない……。
2019/05/13
M
読むのに時間がかかってしまった…ちょっと疑問な部分もあったけど、闘病記としては良いのかな?
2015/08/20
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