KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

黄泉のツガイ(2) (ガンガンコミックス)

黄泉のツガイ(2) (ガンガンコミックス)

黄泉のツガイ(2) (ガンガンコミックス)

作家
荒川弘
出版社
スクウェア・エニックス
発売日
2022-09-12
ISBN
9784757581005
amazonで購入する Kindle版を購入する

「黄泉のツガイ(2) (ガンガンコミックス)」のおすすめレビュー

「ハガレン」荒川弘による話題の最新作!「ツガイ」という異形の能力を駆使した、伝奇バトルマンガ『黄泉のツガイ』

『黄泉のツガイ』(荒川弘/スクウェア・エニックス)

『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)や『百姓貴族』(新書館)、『銀の匙 Silver Spoon』(小学館)など、数々のヒット作を持つ人気作家・荒川弘氏。『黄泉のツガイ』(スクウェア・エニックス)は、2022年に連載がスタートした直後からマンガ好きの間で大きな話題になっている荒川氏の最新作だ。「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」では第2位にランクインし、「次にくるマンガ大賞 2023」でもコミックス部門にノミネートされているというから、本作が次の大ヒットマンガの候補のひとつとされているのは間違いない。

 本作は文明から隔絶されたような山奥の村で育った少年・ユルが主人公だ。ユルは狩りの腕前が一級品で、野鳥を狩っては村人たちを喜ばせていた。そしてユルには双子の妹がいる。彼女の名はアサ。何故か村の奥にある牢獄の中で「お務め」を果たしていて、その姿はまるで「幽閉」されているようでもあった。この村には何かがある――。第一話の冒頭数ページから、読者の胸には違和感が広がっていくだろう。そして世界が…

2023/7/5

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

「黄泉のツガイ(2) (ガンガンコミックス)」の関連記事

まばゆい光が放たれ撃破された敵を見て唖然とするユル。「左右様」と呼ばれる一対の石像から現れたのは!?/黄泉のツガイ⑤

『黄泉のツガイ』(荒川弘/スクウェア・エニックス)第5回【全5回】

「次にくるマンガ大賞2023」コミックス部門第2位作品!「左右様」と呼ばれる一対の石像が見守る山間の村。双子の兄・ユルは山で狩りをし、妹・アサは暗く閉ざされた牢の中で「お務め」に励む日々を送っていた。そんなある日、謎の武装した集団によって村が襲われ、多くの村人が犠牲になってしまう。ユルもまた窮地に陥るが、そのとき石像から眩い光が放たれ――。『鋼の錬金術師』著者・荒川弘が描く話題の新作『黄泉のツガイ』を全5回連載でお届けします。

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX <続きは本書でお楽しみください>

2023/9/21

全文を読む

刺客が放った強烈な一撃を前に、一歩も動けない絶望的な状況。その時、倒れた妹の血が動き出し――/黄泉のツガイ④

『黄泉のツガイ』(荒川弘/スクウェア・エニックス)第4回【全5回】

「次にくるマンガ大賞2023」コミックス部門第2位作品!「左右様」と呼ばれる一対の石像が見守る山間の村。双子の兄・ユルは山で狩りをし、妹・アサは暗く閉ざされた牢の中で「お務め」に励む日々を送っていた。そんなある日、謎の武装した集団によって村が襲われ、多くの村人が犠牲になってしまう。ユルもまた窮地に陥るが、そのとき石像から眩い光が放たれ――。『鋼の錬金術師』著者・荒川弘が描く話題の新作『黄泉のツガイ』を全5回連載でお届けします。

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

2023/9/20

全文を読む

関連記事をもっと見る

黄泉のツガイ(2) (ガンガンコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠る山猫屋

失われた妹アサを追って、一気に暴走、影森家へ向かうユルのハンターメンタル!狩人として培った戦闘思考が揺るぎ無い。そして敵であるはずの影森家に乗り込んだユルたちが知る影森側の“真実”。微妙な描かれ方が、影森勢の正悪を揺らめかせていて巧いなぁ。今のところ敵味方が入り乱れていてカオスなままだが、そこはユルが見極めてくれるはず。雇われたフリーランスのツガイ使いたちという新たな闖入者たちの乱入で、ますます惹き付けてくれる。

2022/09/16

鱒子

ユルは敵対する影森の本丸へ行き、アサと再会。しかし影森も一枚岩じゃないみたいですね。ユルとアサ、左右様の関係、まだまだ謎が多い。新たなツガイたち、かわいいのが多いなぁ。

2022/09/27

こも 零細企業営業

田寺家に保護されたはずなのに、夜に出歩いて群馬だが埼玉から東京に行って影森家の連中を襲ったはずが、反対に捕獲されて影森家の本邸に行ってしまう。それでツガイを統べる者が2人揃った所で他の派閥の奴等が襲って来た。そのドサクサにユルとアサはツガイに拘束され封印されてしまうが、アサは封印を解いてツガイの契約を解いてしまい。そのツガイを裏切らせてしまう。そして契約者は何処に居るかと聞いたらアッサリと教えてくれて。それをユルが弓を射て撃退。その後、他の襲撃者も撃退して終わる。

2022/10/29

こゆ

ツガイ達の戦闘後、影森家に招かれたユル。アサと会うのは襲撃以来、2度目。東村と影森家のどちら側も悪い人たちではなさそうで謎が深まるばかり。ユル目線では生まれ育った村の人たちがアサやガブちゃん達に惨殺されたのだから、割と普通にアサと話せるのが少し不思議でもある。ツガイのビジュアルも能力もそれぞれ個性的でワクワクが止まらない。左右様は割とオーソドックスな戦闘型のツガイなのかな。それにしても人がよく死ぬ漫画だな。

2023/12/11

トラシショウ。

「わけの解らないこの状況が怖くないのか?」「怖いも何も・村を襲われてからわけわかんない事しか起きてないだろ・この「わけわからん状況」という奴に慣れてしまった」(不憫⋯)。積読消化。前巻より承前、アサと対話すべく影森の者との接触を求めるもジン達に囚われたユル。自身の才覚とツガイである左右様達の助力でこれを打破するもアサとは出会えず、ジンの誘いを受けて影森の屋敷に向かう事に。しかし、「昼と夜を別つ双子」の力を求めた謎の襲撃を受けてしまい⋯。まだまだ混沌とした状況だけどしっかり読ませるなぁ(以下コメ欄に余談)。

2023/08/16

感想・レビューをもっと見る