黄泉のツガイ(6) (ガンガンコミックス)
ジャンル
黄泉のツガイ(6) (ガンガンコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
前巻に引き続き、見かけはかわいいが凶悪なツガイが多数登場。ゴンゾウさんの百鬼夜行なんて、なかなかにチート。物語は騙し合いの連続、一進一退の攻防。イワンと左右様の決着もまだつかない。進捗は遅いのに、遅いと感じさせない物語の妙。巧い。
2024/01/12
こも 零細企業営業
山賊を殺しまくるイワンの刀から匂うユル、アサの両親の血の匂い。それを調べるためにイワンを生捕りにしようとする左右様。ユルを誘拐して新郷家に勧誘する影森アスマの叔父。そのアスマは新郷の叔父を心から憎んでおり、ヤル時を虎視眈々と狙っている。人相がそうなる訳だ。新郷の風神雷神にユルはノックアウト。そんな影森家の中でも内紛。当主、ゴンゾウが家を開け(大暴れ)、ガブちゃんが留守にしてる時にアサを殺そうとする者が現れた。それも孤児の1人、アキオが、、それを罠に嵌めて捕まえようとするのだが、、最後がタヌキのアレか、、
2024/01/12
マッピー
敵かと思ったら味方だったり、味方だと思って信じていたら敵だったり。前巻と同じ一日の続きで時間はそれほど流れていないけど、人間関係は大きく変わった。総力戦に近いくらいの戦いと並行して描かれる宇宙人ツガイ(と、その主)と座敷童にほっこりして癒される。6巻を読んでからまた最初から再読すると、今まで気づかなかった伏線に気づくことができて、新たな発見に再読が止まらない。
2024/01/15
歩月るな
一番胡散臭い人が一番いい人なのではないかという絶妙加減に加え、常にユル君より情報量で読者側が優位に立てる構成な塩梅で「後ろ後ろ!」と叫びたくなるようなライブ感が魅力。いわゆるヘイト管理も絶妙で、例えばヒロインに該当する人物が見当たらないので、ユルガブにくっついてほしいなど考える私のような愚か者が出てくるように仕向けられている感じもしてくるのである。左右様は(話数感覚で)半年近く別行動だし、イワンはその左右様を(話数換算で)半年近く抑えつけている事になる。脇役たちもしっかり自分の立ち位置で仕事をしてみせる。
2024/01/19
陸抗
相変わらず、誰が信用出来るのか全く分からないけど、ユルは味方居なくてもなんとかしそうだからこれっぽっちも不安にならない。ツガイも種類が増えたけど、能力が一つも被らないのも凄いよね。アサと偽アサの会合、無事に終わるといいね。ユル、はよ来て。
2024/01/13
感想・レビューをもっと見る