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彼女が天使でなくなる日

彼女が天使でなくなる日

彼女が天使でなくなる日

作家
寺地はるな
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-08-31
ISBN
9784758413596
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彼女が天使でなくなる日 / 感想・レビュー

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ウッディ

星母島で託児所付き民宿を営む千尋、子宝、子育てのパワースポットとして紹介された母子岩しかない小さな島に子育て、不妊に悩む人たちが千尋の元を訪れる。誰に対してもそっけない態度で、辛辣な言葉を発する千尋、けれど子供や家族の事を何よりも大切に思う心を持っている、そんな千尋のキャラがなかなかつかめなかったが、親に捨てられた過去、血のつながらない妹への愛情が見えてくるにつれ、彼女が媚びず、子供たちから好かれる理由がわかったような気がする。千尋を理解し、彼女を愛する麦生の淡々とした生き方も恰好良いと思った。

2020/12/22

fwhd8325

寺地さんの作品に出会って一年になります。少しずつ読み進め、この作品でやっと追いつきました。私には、少し距離感がある作品だと思いましたが、登場する人物が、けっして誇張されているわけでないのに、心にズシンと響くのは、寺地さんらしいと感じます。

2020/11/02

いつでも母さん

今年続けて読んだ寺地作品の中でも特にガツンガツン私の心を打った。千尋の言動は、常識とか世間とか多数に迎合する私の心を見透かすように、そこに自分の思いはあるのか?と問われている様だった。親子・・どこにも同じ親子関係など無い。寺地さんにやられちゃった感じ。参ったなぁ。千尋に政子さんがいてよかった。麦生が傍にいてよかった。私も、いや、私はいつでもここに居る。誰かにとってそんな居場所でありたい。

2020/09/28

美紀ちゃん

サラッとした性格の千尋(無愛想?) 優しいイケメンの麦生。 九州の島でのんびりしたい。癒されたい人が行く民宿。 人生って人それぞれ。 優しくて温かい人がいるというのは、とても心強い。これからを頑張れる。 麦生がいい。

2020/11/07

のぶ

人間関係はややこしいと思い知らされた連作集だった。舞台は九州北部にある星母島という離島。住人は300人しかいない。話の中心になる人物は、託児所を併設した民宿を営んでいた千尋。そこで繰り広げられる様々な人間模様が話の中心になっている。子どもに関する問題が多く、一見深刻にも見えるいろいろな出来事だが、千尋は、島の人達とお客さんと触れ合いながら、自らの過去と今を深く見つめていく。千尋自身が親に捨てられたという境遇だったから。離島の大らかな環境と、そこで暮らす人たちのアンマッチが独特の雰囲気を醸した一冊。

2020/10/02

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