読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

彼女が天使でなくなる日

彼女が天使でなくなる日

彼女が天使でなくなる日

作家
寺地はるな
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-08-31
ISBN
9784758413596
amazonで購入する

彼女が天使でなくなる日 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

いつでも母さん

今年続けて読んだ寺地作品の中でも特にガツンガツン私の心を打った。千尋の言動は、常識とか世間とか多数に迎合する私の心を見透かすように、そこに自分の思いはあるのか?と問われている様だった。親子・・どこにも同じ親子関係など無い。寺地さんにやられちゃった感じ。参ったなぁ。千尋に政子さんがいてよかった。麦生が傍にいてよかった。私も、いや、私はいつでもここに居る。誰かにとってそんな居場所でありたい。

2020/09/28

ゆのん

5編から成る連作短編。民宿を継ぐ為に島に戻ってきた主人公・千尋。民宿には託児所もあって、家族連れが少し育児から離れてリフレッシュ出来る自然豊かな場所…と思いながら読んでいくと、民宿を訪れる面々はかなりの訳あり。仕事に家事、育児と1人で完璧にこなそうとする人や、束縛型親子、親友同士の旅行などなど。『誰も信頼してはならない』では私の嫌いなタイプの女性の登場にイライラしたが、千尋の正直過ぎる台詞にスカッとした。出産、育児共に女の仕事、女の幸せ的な風潮がまだまだ強い世の中ってどうなの…と思ってしまう。209

2020/09/11

fwhd8325

寺地さんの作品に出会って一年になります。少しずつ読み進め、この作品でやっと追いつきました。私には、少し距離感がある作品だと思いましたが、登場する人物が、けっして誇張されているわけでないのに、心にズシンと響くのは、寺地さんらしいと感じます。

2020/11/02

美紀ちゃん

サラッとした性格の千尋(無愛想?) 優しいイケメンの麦生。 九州の島でのんびりしたい。癒されたい人が行く民宿。 人生って人それぞれ。 優しくて温かい人がいるというのは、とても心強い。これからを頑張れる。 麦生がいい。

2020/11/07

おしゃべりメガネ

今作も期待通りの寺地さんワールドがしっかりと書かれていました。しかし、今回は個人的にはですが、ちょっと重たかったかな。きっと主人公「千尋」のキャラがシリアス?だったからかもしれません。代わり?に「千尋」に寄り添う謎の青年「麦生」がとても良かったです。まるで清涼飲料水のようなクリアな感じが本作において唯一の救いになっていたような気がします。離島で民宿を営む傍らで託児所も営む「千尋」のもとに様々な事情をかかえた親子が訪れてきます。子育てに悩み、疲れた親のそれぞれのキモチが痛いほどシリアスに書かれていました。

2020/10/31

感想・レビューをもっと見る