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風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

作家
小川一水
出版社
角川春樹事務所
発売日
2011-05-15
ISBN
9784758435529
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風の邦、星の渚 下―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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みっちゃん

小川作品を読む度に思うこと。枠に囚われない発想に驚き、展開に胸踊らせ、時折繰り出されるユーモアに、くすっと笑い、そして、どんな困難にも決して投げ出さず、諦めない登場人物たちに勇気を貰ったような心地になるのです。清々しい気持ちにさせて貰える本でした。

2015/05/12

ざるこ

栄え始めるレーズスフェントの町。勃発する戦争、物価の高騰。大きく影響を受ける周辺地域から襲われ、レーズを狙うデンマーク軍との全面戦争が始まる。ルドガーの願いはあらゆる人が住める自由都市。町のためにと奔走する姿は実直でとても魅力的。海賊との対決、主君との決別など数々の困難に見舞われながらも挫けない。緊迫の歴史小説に挿入される神秘要素が炸裂する終盤は圧巻。それだけに留まらずそれ以後には見えない敵が。それでも人は何度でも立ち上がる。エルメントルーデ、リュシアンみんなの力に感動。ジブリ映画のように楽しめました。

2019/11/04

こら

見事な大団円!歴史戦記メインでしたが、この長い物語を魅力ある登場人物がぐいぐい引っ張って、長さを感じさせません。あとがきで歴史物は苦手って書いてられましたが、嘘です(笑)!タイトルも素敵で、ぜひ手に取ってください。

2019/04/14

アイゼナハ@灯れ松明の火

ヴァイキングとの提携による商航路の開拓、主君である伯爵との対立、そしてレーズの連れ合いたるラルキィをその身に宿したデンマーク王ヴァルデマールの侵攻、そして…一世代のイベントとしては盛り沢山でしたが、そこはそれ、泉の精霊のご加護ということで(笑)どこまでが史実なのかと興味が湧くくらい境目が混ざり合ってて、巧いなぁと思わされました。身分や人種に関わらず、人を受け入れ栄えていく都市。千歳を渡る存在をも魅了した、ルドガーの理想とリュシアンの実務の結晶は、次代にどのように引き継がれたのか、興味を惹かれます。

2011/06/19

miroku

ただ酔い痴れた。

2017/05/06

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