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葬送のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)

葬送のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)

葬送のお仕事 (シリーズお仕事探検隊)

作家
井上理津子
出版社
解放出版社
発売日
2023-10-20
ISBN
9784759250435
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ジャンル

葬送のお仕事 (シリーズお仕事探検隊) / 感想・レビュー

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trazom

井上さんには「葬送の仕事師たち」という名著があるが、解放出版社発行の本書では、葬送に携わる人たちが受ける偏見や差別に多くの言及があるのが特徴的。ケガレを嫌う日本の伝統に基く偏見かと思いきや、江戸時代までは差別は無かったと言う。葬儀屋という業態の誕生とともに昭和期以降に発生した差別に、近現代社会の驕慢さを見る思いがする。エッセンシャルワークなのに…。今後の葬儀業界を占う三つのキーワードの一つが「デジタル」とあるのには驚いた。オンライン葬儀、オンライン香典決済…そんな時代が来る前に、早く死んでしまいたいなあ。

2024/01/18

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

シリーズ内で唯一、業界の現場ではない人によるもの。シリーズ内の他書と同じく、業界外のいわば利用者による偏見に触れられた箇所は多く、なぜそのような偏見が生まれたのかの歴史的な解説は学校で教えるべきこと。現場の人ではないからこその質問、「なぜあなたはこの仕事を?」という問いに、「個人史が起点になっている人も多く、”心”と”ビジネス”の距離が近い業界だと改めて感じた」という記述に膝の皿をわる。この仕事に携わることで救われる人も多いのだろうなと思わされました。

2024/02/21

ときわ

これから仕事のことを考える若い方に向けてのシリーズの一冊。井上さんによると他の本はその職業に就いた人が書いている。井上さんは違う。でもそこが良かったのではないかな。葬送のお仕事は多岐にわたる。そのどこかで仕事をしていても全部を語ることは出来ないだろう。こんなにこまごまと分担して成り立っている仕事なんだと改めて感心した。この職業に対しての差別意識が生まれたのは近年のこととあってちょっと驚いたが、それも当然。昔は共同体で葬儀をしていたので職業人はいなかったのだ。それに対して語られていることを是非読んで欲しい。

2024/02/08

takao

ふむ

2024/02/16

kaz

基本的にはこれから仕事を探そうとしている人向け。葬儀業界に関連する様々な職種の実際の仕事をわかりやすく解説。歴史的な背景概要も有益。図書館の内容紹介は『「死ぬと人の体はどうなるの?」「お葬式って必ずしなくちゃいけないの?」「納棺師の仕事内容は?」「コロナ禍にお葬式は変わった?」 葬儀業界で働く人びとが、葬送に関する38の疑問に、写真やイラストを添えて答える』。

2024/01/28

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