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老い力

老い力

老い力

作家
佐藤愛子
出版社
海竜社
発売日
2018-04-20
ISBN
9784759316056
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老い力 / 感想・レビュー

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にゃん

母へのプレゼント本。プレゼント前にちょいと下読み。面白かった。背筋が伸びます。人生の先輩の声には定期的に耳を傾けたいです。

2021/12/11

のんぴ

大正生まれの女性作家「弱き男が優越を示そうとして女をバカ呼ばわりする時はそうさせてやればいい。それで男が女をやっつけたつもりでいるならば、やっつけられたフリをしているのがいいのだ」(P110)「「わたしは夫よりも二年か一年か…せめてひと月でいいから早く死んでやりたいわ」とクラス会でいった人がいる「そんな…可哀そうよ、それは…」とたしなめつつみんな笑っている。これぞ勝者の笑いである」(P186)やりたいようにやり、いいたいことを言い、体の声に従って食べていても、老いはひたひたとやってくる。逆らわず受け入れる

2018/08/28

moonanddai

「90歳-」の勢いに駆られて借りてしまいました。著者50歳以降のエッセイですが、ご存命の現在を知っていると面白い。でも「どういう事態になろうとも悪あがきせず死を迎えることができるように、これからが人生最後の修行である」という。「いかに上手に枯れるか」という。私としては何となく納得…。

2021/01/29

ひろ

50代から90代までの佐藤愛子さんのエッセイ。老いと死については、老人は家族や若い世代に遠慮しすぎず、信頼され、必要とされたいと願う。それは人生最後の修行だという。若いころ面倒なことを避けてきた私は今毎日が修行だ。各年代のエッセイからはエネルギーのある方だなと。

2021/03/27

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