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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

作家
ティモシー・テイラー
池上彰
高橋 璃子
出版社
かんき出版
発売日
2013-02-21
ISBN
9784761268947
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「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編」のおすすめレビュー

身近にある経済はどんな仕組み? 事例と解説で読むミクロ経済の入門書

『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』(ティモシー・テイラー:著、高橋璃子:訳、池上彰:監訳/かんき出版)

「コンビニでジュースやお弁当を買う」 「会社で働いて給料をもらう」 「老後に備えて生命保険に加入する」

 どれも生活をしていれば、当たり前の行動。しかし、これらは “経済活動”の一環、という言い方をしただけで身構えてしまう人がいるのでは?

 もうすぐ大学生、あるいは社会人になるから経済くらい理解しなければいけない。テレビの経済ニュースを見て「ふむふむ、なるほど。日経平均の値動きは……」と呟けねばいけない。だから、経済の勉強を始めてみようとした ものの挫折した、という人は少なくないはず。

 とはいえ、冒頭で挙げた例にもある通り、難しいけれども、経済は身近な存在。やはり基礎から勉強し直したい。そんな方におススメしたいのが『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』(ティモシー・テイラー:著、高橋璃子:訳、池上彰:監訳/かんき出版)だ。  著者はスタンフォード大学で「学生が選ぶ最優秀講義賞」、ミネソタ大学・大学院で「年間ベスト…

2018/2/22

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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ito

マクロ編がよかったので、ミクロ編も期待して読んだ。前半はミクロで取り上げられる需要と供給や価格弾力性が取り上げられている。後半は米国の社会保障制度等の事例が多く、ミクロ経済学の論点とは違う感じがした。著者が指摘する、政府の行動を監視する枠組みとしての機能は果たしているだろうが、ミクロで取り上げられるポイント等が少なく物足りない。マクロ編の方がよかった。

2013/11/27

ちゅんさん

ひたすら余分な知識や著者の主張を削ぎ落として書かれているのでスラスラ読めてわかりやすい。経済初心者にはうってつけの一冊ではないか。これはマクロ編も読みたい。

2022/03/05

かわうそ

需要と需要量、供給と供給量の違いを理解すること。そして、そのうえで需要・供給の曲線と価格の弾力性をベースとして経済を見ていくことが大切。例えば、タバコは値上げがされても価格の弾力性が極めて低いため、さらには代替物も少ないため需要は下がらない。食費の3倍を下回るのが貧困の基準であったが、年々、食費が下がっており、食費で貧困率を測るのはかなりナンセンスかもしれない。

2022/05/28

かわうそ

何年か前に読んでもう一度、経済学の基礎を復習しようと思って改めて読んでみたが相変わらずわかりやすい。価格の弾力性と需要と供給曲線をよく理解することが経済学を知ることにおいて最も大切であるということを再認識できた。

2022/03/05

Shinya

かなりわかりやすい本だと思う。グラフや図表もほとんどなく文字だけでの説明だがエッセンスはつかめる。 経済学から貧困や格差、ガバナンスの問題も説明されてて、いろんなテーマに手を広げたくなった。 オーディオブックになると便利だと思う。

2018/01/23

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