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フェティッシュ (コスミック文庫 に 4-3)

フェティッシュ (コスミック文庫 に 4-3)

フェティッシュ (コスミック文庫 に 4-3)

作家
西澤保彦
出版社
コスミック出版
発売日
2022-04-17
ISBN
9784774763743
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フェティッシュ (コスミック文庫 に 4-3) / 感想・レビュー

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H!deking

久しぶりの西澤さん!新作かと思ったら新装版でした(笑)ちなみにこれもサイン本!人に触れられると仮死状態になってしまうクルミくんと彼に惹かれた人達の顛末といったところでしょうか。読みやすいしアイデアは面白かったけど、最後がちょっとうーん、って感じでした。でも嫌いじゃないです(笑)

2022/06/13

HANA

フェティシズムとは対象、あるいはその断片を偏愛する事。触れられると仮死状態に陥るという特異体質をもつ美少年を中心に、彼を巡る人々を描いた群像劇。著者の小説は以前『殺す』を読んだくらいだが、共通点を感じる部分があるなあ。ただ絶世の美少年に魅入られて破滅にひた走ってしまう人というのは古来から沢山あり総じて面白いのだが、本作もその一つとして面白かった。ミステリとしては犯行の理由も動機もよくわからず微妙な気もするけど。美貌故それに振り回される話としても、『痴人の愛』的なファム・ファタルものとしても面白く読めた。

2023/04/13

こふく

主人公の名前買いしちゃいまして。西澤保彦らしいブラックユーモアがあり読みやすいが…好き嫌い別れそう。最初の意匠(表)より以降、デクレッシェンドマーク。

2022/05/19

西条べべる

美しい少年をめぐって心に傷のある人々が正常でなくなっていくという小説。黒タイツフェチなど特殊性癖の描き方がとても良かったです。物語も群像劇として錯そうしていて読み応えがありました。ラストも作者の力量が素晴らしい引き加減でとても満足しました。(iPhoneの自動読み上げによる読書)

2023/06/29

Tatsuo Ohtaka

特異体質を持つ美少年が、フェティシズムにとらわれた人々に魅了され、死んでゆく。本筋の連続殺人以外にもたくさんの殺人事件が起こり、欲望の行く末について考えてしまう。作者でなければ書けない世界だ。ファン必読。

2022/04/28

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