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塀の中から見た人生

塀の中から見た人生

塀の中から見た人生

作家
安部譲二
山本 譲司
出版社
カナリアコミュニケーションズ
発売日
2004-11-27
ISBN
9784778200077
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塀の中から見た人生 / 感想・レビュー

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グッキー

(図書館)懲役を経験したお二人の対談。普段報道などされることのない塀の中の様子が語られる。罪を犯した者はそれを償わなければならないとは思うが,そこまで人としての尊厳を踏みにじられることはないと感じざるをえない話が次々と語られる。日本人にはありがちな臭いものには蓋をする感覚で犯罪者を塀の中に閉じ込めるだけのは,多い再犯などによって結局社会的にマイナスにしかならない。多くのことを考えさせられる内容だった。あと刑務所は基本自給自足で成り立っているというのは初めて知ったし,世間の人も知るべきだと思う。

2013/09/14

芹沢 時雨@VTuber

懲役経験者二人が対談形式で綴るドキュメンタリ。社会の病理というものは、刑務所に集約されている。知的・精神・身体障害者で溢れる所内。犯罪者などただ虐め抜けばよい、ほんの些細な軽犯罪でさえ更生や教育の機会さえ与えない懲役。ただでさえありえない有罪率の、当然冤罪の溢れる日本社会に、このような理不尽極まる世界があっていいのか。

2011/01/12

かずぴょん

社会の縮図

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