KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

サマースプリング [文化系女子叢書1] (文化系女子叢書 1)

サマースプリング [文化系女子叢書1] (文化系女子叢書 1)

サマースプリング [文化系女子叢書1] (文化系女子叢書 1)

作家
吉田アミ
郡淳一郎/木村カナ
タナカカツキ
出版社
太田出版
発売日
2007-07-06
ISBN
9784778310813
amazonで購入する

サマースプリング [文化系女子叢書1] (文化系女子叢書 1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

YukoNexus6

平成が始まった頃の話を令和初日に再読終えた。ここのとこ、この本を持ち歩いて読み返すのが良かった。だってタナカカツキさんのイラストのイカす装丁。中身もめっちゃかっこええねんで! Amazonで5000円のプレミアだって? 20万だって買う意味あるよ。だって、羽織って街を闊歩したい服には、それぐらい出す人だっているんじゃない? そして、いままさに中一で、自分の人生を終わらせようと思ってるコたちには、電子書籍の形でも読ませてあげたいなって思うよ。

2019/05/01

rakukko

リズミカルにかつ畳み掛けるように口語で語られる文章や中学生の自意識過剰さなどのイタイところをイタイままにきちんと書いている点などいいなと思う。結末はどうなるのかはあまり期待しなかったが、最後の主人公の選択が物語の結末としては嬉しかった。

2011/02/01

ブログの域を出ない文章

2009/05/17

ねこ村

自伝的小説と呼んでしまってもいいのかもしれないが。不思議な文体の軽さがあり、ちょっと詩っぽいところがある。物語は13歳、中学に入った春から夏のことをえがく。救いのない家庭環境、閉塞した田舎の学校、思春期、血統、みたいなことがやってくる。逃げ場がない。狂ってないと思う(思いたい)のにもう狂ってるかもしれない、狂った方が楽なのかも、みたいな気がしてしまった。階段を噛むの、ちょっとかわいいと思ってしまった。

2019/05/17

感想・レビューをもっと見る