図解でわかる 14歳から知る日本人の宗教と文化
図解でわかる 14歳から知る日本人の宗教と文化 / 感想・レビュー
いっちゃん
ふんわりとしか知らなかった(寺社仏閣、八百万の神さま、カルトの怖さくらいかなぁ)、日本における宗教の成り立ちから丁寧に解説してあり、大変勉強になりました。絵もたくさんあり、神話のエピソード、天皇家の歴史も。太平洋戦争の前は天皇陛下万歳とか、現人神なんて言われてた理由もわかりました。これだけの歴史があったのなら、さもありなんです。日本人は無宗教だと言われるけど、私は神社に初詣にも行くし、子どもの七五三参りもしました。亡くなったら入るお墓もあります。私なりに日本的な宗教を持ってるんだなと再確認しました。
2023/09/06
kaz
日本人がどこから来たのか、縄文人と弥生人との関係等から日本人の宗教観の解説がスタート。仏教伝来以降のところは類書でもよく見かける内容だが、総じて興味深い内容。図書館の内容紹介は『日本人の宗教は、天地万物の中にカミやホトケ、先祖たちの霊の気配を感じて身を慎む、「感じる宗教」。縄文から続く日本人の宗教と文化を、多くのカラー図版とともに解説する』。
2023/07/27
ひ※ろ
★★★★☆
2024/03/10
たくさん
政治情勢を抜きにして文化的な風習や中世の人物的な仏教的な宗教の解説等幅が広い内容になっていて一貫性という感じが少し偏った感じになっているなという印象の本です。特に古代の部分や縄文弥生にかんしては解明できていないことも多く断定しにくいものですし、古墳時代でどう交わったか、仏教徒の集合の過程などもしっくりこない。そもそもわからないものだからだけど。今のなるべく最新の見解というのを気軽に調べておさらいして現状把握するには基礎として十分と思いますが、まだまだ変革解明されていくというのは頭に置いたほうがいい。
2024/02/06
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