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神の子供

神の子供

神の子供

作家
西岡兄妹
出版社
太田出版
発売日
2010-11-30
ISBN
9784778321277
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神の子供 / 感想・レビュー

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りん@停電羽蟲

復讐が人生。胃の消化液の中で産まれ落ちた神の子。憎いだろう、彼の世界全てが憎いんだろう。絶対的な存在になり信徒から崇められる殺人者になり『万能感は残酷で汚れてて狡猾で目を背けたくなる。それは最高に恐ろしく、最高に美しい』あらすじ紹介のその通り、なんて美しい残酷。少し今までの作品と作風が違うのが気になる人もいるかも?

2012/12/06

小学生時代のエピソードが好きです。お話は残酷で狂っていましたが、今まで読んできた西岡作品のような不安で不穏な感じがあまりなかったような…でも好きです。

2012/08/18

ささやか@ケチャップマン

なんとも不気味で気味の悪い。残酷でぬくもりなど感じさせないが、それこそがこの話なのだ。

2016/08/11

pippo_3520

少し内容に触れる感想になってしまいますが、同じマルコによる福音書の一部を題材をとってもドストエフスキーなら『悪霊』になり、西岡兄妹ならこの作品のようになるのだな、と。彼らの作品を兄が話を作り、妹が絵を描くという独自性から評論していた方がいらっしゃったように思いますが、まさしく役割分担でもしていないと独りでこれほどの毒を消化し、昇華することはなかなかできないように思います。

2011/02/11

多田幾多

世界に復讐をするために生まれてきた美しい少年。話はとても残酷でグロイ。が、絵は独特で美術館で飾られるほどだから読めることが出来た。

2013/04/01

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