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ひらひら 国芳一門浮世譚

ひらひら 国芳一門浮世譚

ひらひら 国芳一門浮世譚

作家
岡田屋鉄蔵
出版社
太田出版
発売日
2011-11-29
ISBN
9784778321543
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ひらひら 国芳一門浮世譚 / 感想・レビュー

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KAZOO

国芳が結構年をとっていて弟子が何人もいる時代のことを描いています。とくに一人の訳ありの若い弟子の話を中心に据えて、江戸湾のクジラの絵を描くなど楽しめます。娘も出てきます。

2017/08/25

ヒロ@いつも心に太陽を!

これは面白い!!!国芳師匠のなんて魅力的な人物であることよ!!みんなに慕われるのも納得、確かについていきたくなる人柄だね(*^□^*)!!ラストの揃いの半纏をまとって歩くみんなの姿にはものすごくジーンときた。伝八の話ももちろんよかったけれど、彼の目を通じて描かれた国芳一門の面々の生き方や言葉には本当に心惹かれた。みんなかっこいい!この世は面白おかしく生きなくちゃ損だなって思わされる。1巻完結なのがもったいないくらいだー!!

2013/02/23

辺辺

歴史伝に基づきながらも岡田屋さんの描く粋のいい人間図鑑に惹かれました。(フィクションだとしてもねwww)気前のいいお師匠様や兄たちももちろんのこと、脇役もしっかりと人間性がはっきりし、いつもの狂おしく激しい情念がないものの、人間としての喜怒哀楽と江戸ものならではの時代的面白さに引き込まれました。岡田屋さんの描く肉体美も豊かな表情もその内面に秘めた延々たる想いにいつも圧倒されてしまいます。

2013/06/19

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

歌川国芳展を見に行った事がある。国芳の人生を追いながら絵を見てすっかり好きになった。この漫画はその国芳一門に入った伝八による騒動記。伝八が主人公の様でいて、やはり国芳一門の関係が主人公の様な優しい味わいである。父の仇を討った後、入水自殺しようとした若侍・伝八郎を見つけた国芳は、持ち前の義侠心から自分の所で面倒をみる。ヤンチャな弟子達の中で浮いた元武士・伝八を可愛がる国芳。この江戸っ子ならではの愛情が読んでいて気持ちが良い。これは現代人が失ったものの随一だろう。仇討の真相も絡めた良い時代物。読んでよかった。

2017/03/26

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★★いや~っ(/Д`;物足んない(笑)もっと読みたい!!!!仕方が無いから『歌川国芳』でなんか面白そうなの見繕って読むしか無いじゃないかね(*^^)b♪しかし…岡田屋鉄蔵うまいんだなぁ

2015/08/09

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