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新装版コペルニクスの呼吸2 (中村明日美子コレクション 2)

新装版コペルニクスの呼吸2 (中村明日美子コレクション 2)

新装版コペルニクスの呼吸2 (中村明日美子コレクション 2)

作家
中村明日美子
出版社
太田出版
発売日
2015-08-06
ISBN
9784778322571
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新装版コペルニクスの呼吸2 (中村明日美子コレクション 2) / 感想・レビュー

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下巻も面白かったです。耽美ですね。サーカスは非現実的な空間なのでしょうね。見たことはありませんが、刹那的な煌めきがやっぱりある気がします。終わり方に希望が持てるのが良かったです。

2015/12/13

胡蝶

独特な世界観だね。BLに分類していいのか迷う…深く考えすぎなのか、最近のBLがチャラいというかお手軽すぎて、中村さんのように世界観がしっかり構築されている作品がないからこの本は重く感じた。

2015/08/12

愛希

主人公を見守る(?)弟と最後まで弟に囚われてしまう主人公に背徳感を感じて萌えた。拘束される主人公も良い…。BLというより耽美的。なんだか引き込まれるストーリーだった。描き下ろしは希望があって良い。結局主人公はサーカスに執着してる。 ★★★★☆

2015/09/23

異紅狐

おいおい、こらこら と思いながらも トリノスの幸せを願わずにはいられない。 団長はどこまでも、サーカスと生きた人だった。 皆心に抱えた、自分自身と戦っているし、それを貫こうともしている。 う~んテキカクな感想は難しい。 とにかく、最後に皆の顔が見られてよかった。 トリノスもミッシェルもスッキリした顔をしていてよかった!

2015/08/09

あんコ

★★★★☆再読。退廃的で倒錯的で耽美でほの暗い作品。70年代パリのサーカス。トリノスはその美しい顔を化粧で隠したピエロ。サーカスの経営が思わしくないため、団員たちが売春をしていて生計を立てていた。客が付かないトリノスは団長の慰み者になっていたが、ある日、日本人の外交官・オオナギに見出される。トリノスを取り巻く人達の情念を濃密に描いた物語。歪な人間関係でドロドロしてて痛い表現も多いけどトリノスがようやく自分を取り戻し本来の居場所へ戻っていくってのが何とも言えない!トリノスの成長過程が凄い!(但し、痛いけど)

2015/08/24

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