KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

定本レッド 1969-1972 ②

定本レッド 1969-1972 ②

定本レッド 1969-1972 ②

作家
山本直樹
出版社
太田出版
発売日
2022-12-24
ISBN
9784778323189
amazonで購入する

定本レッド 1969-1972 ② / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

秋 眉雄

It's like a BIGMOTOR , isn't it?

2023/08/13

なつのおすすめあにめ

「レッド」の反動で純粋なポルノ作品である「田舎」を描いた、みたいな発言。定本の二巻まで読むとだいぶ納得できてしまうな。

2023/01/19

ドント

うわぁ……。71年夏から末まで、「連合赤軍」の山岳ベースでの訓練と結束が本格始動する2巻。番号としては③までと劇的な出来事は少ないが、脱走や逮捕、さらに主導権争いからの「あっちは本気だから、こっちも本気で」「紐帯」という深化、換言すれば泥沼化、蛸壺化が進んでいく。逃げ出せないのだ。トップが強固な理論家かつ負い目からの反省を経ているがために、「総括(できていない)」という言葉が別の力をもって内部を支配していくのが実におそろしい。その裏焼きのような肉欲の描写も凄い。あと2巻でどんどん人が死ぬのが今から怖い。

2022/12/30

sucksuckhello

北(森恒夫がモデル)の存在感が大きくなる。北の言うところの「総括」は読者の我々から見ると非常に陳腐なマインドコントロールの道具だが、閉鎖空間で理想に邁進するインテリの若者たちには切実だったのだと思う。岩木(植垣康博がモデル)の女性に対する目線が間抜けだけど必死で良かった。レッドは若者の過剰さについての物語でもある。

2023/01/07

うぃ

2.0 相変わらず淡々と。次巻あたり盛り上がりそう。

2023/05/22

感想・レビューをもっと見る