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不快な表現をやめさせたい!?

不快な表現をやめさせたい!?

不快な表現をやめさせたい!?

作家
紙屋高雪
出版社
かもがわ出版
発売日
2020-04-06
ISBN
9784780310849
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不快な表現をやめさせたい!? / 感想・レビュー

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アナクマ

(118)思想の自由市場→ 各人が自己の意見を自由に表明し、競争することによって、真理に到達することができる(その真理が、みずからを容認させる力をもっているかどうかの判断を委ねる機会)◉(193)多様性は、自由を一定規制することで維持されている(ただし強者に対する規制)。社会の自己治癒力の発揮を待つためには、思想の自由市場の健全さを維持しなければならないし、そのためには、不快な表現を当面耐え忍ぶというコストもかかる。◉ヘイトスピーチ規制は、自己治癒力が働かなくなった/間に合わなくなった結果である。

2020/08/30

ロア

「人権」や「差別」という点で問題があれば法律や条例を作って表現を規制してもよい、という安易な風潮。「思想の自由市場」の健全さを維持しながら、差別の不見識を正す「社会の自己治癒力」が発揮されるには、自分達にとって不快な表現であっても、それを多様性維持の為のコストとして受け入れることが必要。権力側からの「規制」が生まれてしまうというのは社会の自己治癒力が働かなくなった結果であり、それは思想の自由市場の敗北だ。安易な「規制」は、いつか自分たちの首を絞めることになる。

2020/06/07

鳥山仁@『純粋娯楽創作理論 第二章』発売

共産党に近しい人物が、表現規制に対してどのような見解を持っているかを知りたくて購入した。本書は「愛知トリエンナーレ」編と「宇崎ちゃんと日本赤十字社コラボ」編の2つに分かれているが、予想通り前者の論評はマトモなのに後者は支離滅裂でぐったりする(結論としては後者の表現規制にも反対なのだが)。性表現を悪だとする根拠は一神教的な価値観であり、性的消費やモノ化などは、その言い換えに過ぎない。クリスチャンがキリスト教的な性倫理を主張するのは理解できるのだが、コミュニストがそれに阿諛追従する理由は解らずイライラする。

2020/04/18

ニコ

社会の自己治癒力を育てる、と言う考え方が良かった。人それぞれのポリコレ棒を持つ、というのは、なかなか難しいのを実感している。きちんと内側に持っておきたいとは思うけど…

2020/06/07

がんばる駄目人間

【感想】ふと思ったのは天皇陛下も基本的人権持ってるからコラージュは他人の人権侵害に当たる=違法(怒られれば)ではという事。不愉快さは多様性のコストというのは分かり易い(表現自由は壊れやすい権利なので優越的地位を持つ)。全ての表現を流通させ批判も自由にし自然淘汰させるというのは一見理想だけど批判側が強く自主規制という名の表現規制・撤去に(特に同調圧力の強い日本は)繋がる。理知的な説明が批判側には義務だという考えは賛同。画像の出典はあっても許諾が記載されていない、P86の誤植(いママ)?等気になる点が多々ある

2020/08/31

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