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自由人の祈り―島田雅彦詩集

自由人の祈り―島田雅彦詩集

自由人の祈り―島田雅彦詩集

作家
島田雅彦
出版社
思潮社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784783713067
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自由人の祈り―島田雅彦詩集 / 感想・レビュー

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佐島楓

散文詩的な、小説の文章的な詩が多いという印象を受けた。最小限の言葉で情景を浮かび上がらせるというより、やや説明的というか。小説のイメージを詩に持ち込み、さらにその小説が既読だからこういった感想になるのかもしれない。

2018/07/11

4月から新職場の寺

文壇きっての美男作家・島田雅彦が詩集を出していたとは知らなかった。見つけて思わず手に取る。私は島田雅彦の良い読者ではない。おまけに詩の良い読者でもない。この詩集もつまらないものが当然ある。しかし読む事が苦ではなかった。潜在的に島田雅彦に好意を持っているのだと思う。冒頭の詩の冒頭が好きだ「せかいとぼくはたたかっている/きっとせかいがかつだろう」絶望のようで明るい。パロディ風の詩も良い。半分近くはエッセイ集なのだが、コンビニについて書いたものと読書遍歴が面白かった。もう一回読んでみようかと思う一冊。

2014/11/16

よこしま

ふと図書室で目に留まった詩集。島田さんという作家さんは私にとってお初なのですが、皆さんの感想を閲覧してみると、本来は小説家だと判り、初めての詩集だということも知りました。新たな発見もいいものです。ご本人によるあとがきを読むと、ここにもポーの名前が述べられています。ポーと私は切れない縁なのでしょうか(笑)島田さんの詩の感想です。詩に関しては恋愛が多いですね。表題作の「自由人の祈り」の、別れた人同士がまた何処かで出会えるように、神様が地球を丸くしたからだよ、なかなかロマンチストなお方だと。

2014/12/23

青豆

島田雅彦の言葉の紡ぎ方が好きなので、この詩集は凄く好きな作品だ。詩のボクシングで披露された作品だけでなく、エッセイなんかも収録しているのも嬉しい。ただ詩というより掌編小説に思えるものもあった。小説家であるがゆえ仕方無いのだろうけど。ロマンチスト島田雅彦を堪能できる作品。

2014/10/30

九鳥

どうして島田雅彦にこんなに美しい詩が書けるんだろう。とは言え、言葉よりも物語の力が強い辺り、小説家の創った詩だなぁという印象でもある。実際に小説にも同じフレーズを使ったりしてるし。時々「ため息が泡立つ池」や「嘆きのタイムマシン」の言葉を思い出す。平田俊子をテーマに「詩のボクシング」の最中に即興で作った「魔女祭り」もすごい好き。

2009/04/09

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