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島田雅彦

職業・肩書き
作家
ふりがな
しまだ・まさひこ

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1984年
『夢遊王国のための音楽』第6回野間文芸新人賞
1992年
『彼岸先生』第20回泉鏡花文学賞
2006年
『退廃姉妹』第17回伊藤整文学賞
2008年
『カオスの娘』第58回芸術選奨文部科学大臣賞
2016年
『虚人の星』第70回毎日出版文化賞 文学・芸術部門

「島田雅彦」のおすすめ記事・レビュー

善を信じる欲求こそが悪政を正す。作家・島田雅彦が選んだ「いまの時代こそ読みたい3冊」【私の愛読書】

善を信じる欲求こそが悪政を正す。作家・島田雅彦が選んだ「いまの時代こそ読みたい3冊」【私の愛読書】

 さまざまな分野で活躍する著名人にお気に入りの本を紹介してもらうインタビュー連載「私の愛読書」。今回、ご登場いただいたのは、『時々、慈父になる。』(集英社)を刊行された作家の島田雅彦さん。作家生活40周年を迎える島田さんがセレクトしてくれた本は全部で3冊。一体どんな本なのか、さっそくお話をうかがった。

(取材・文=荒井理恵、撮影=桐山来久)

歴史の重さを痛感する『紙の世界史』

『紙の世界史』(マーク・カーランスキー:著、川副智子:翻訳/徳間書店)

――最初の一冊は『紙の世界史』(マーク・カーランスキー:著 川副智子:翻訳 徳間書店)ですね。

島田:私は一種のマテリアリストで素材に対するフェティシズムがあるんですね。これは「紙」の歴史について書かれた本で、紙は軽いけれど、その背後にある歴史というのは極めて重いものだと痛感させられました。もともと中国で発明された紙は門外不出の技術だったものがペルシャに伝わり、さらには13世紀にヨーロッパに伝わり、のちには紙幣にまで発展していきます。出版文化においても紙の時代がとても長く、1455年のグーテンベルク聖書が活版…

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作家・島田雅彦はなぜ「自伝的父子小説」を書いたのか? 息子と過ごした年月を語るロングインタビュー【『時々、慈父になる。』発売記念】

作家・島田雅彦はなぜ「自伝的父子小説」を書いたのか? 息子と過ごした年月を語るロングインタビュー【『時々、慈父になる。』発売記念】

 作家生活40年を迎える島田雅彦さんの新刊『時々、慈父になる。』(集英社)は、「父親」として子どもと関わってきた30年を綴った自伝的父子小説だ。「異端」で知られる作家は、果たしてどんな父親だったのだろう。本書にこめた思いをうかがった。

(取材・文=荒井理恵、撮影=桐山来久)

子育てに深く関わることで書いた「父親史の記録」

――2019年に出された自伝的小説『君が異端だった頃』(集英社)の最後に「恥を上塗りする人生はこの後もしばらく続くが、時効がきたら、書きつぐかもしれない」とありました。新刊は「自伝的父子小説」ですが、時効がきたのでしょうか? 島田:いや、まだ時効前ですね。それで今回は息子に助けを求めた感じです。関係者の方はまだご存命ですし、へたすれば離婚の原因になったりもしますからね(笑)。まぁ前作は「若い小説家の肖像」ということで、いかにして物書きになりしかというのを書いたものでした。当時は文豪たちもご存命で文壇の交流にもギリギリ間に合ったので、そのあたりも意識して若気の至り、愚行の歴史を書き残しておきました。公文書も私文書も時効三十年なので…

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誰もが複数の人格を上手に飼い慣らして生きている【虚人の星/島田雅彦】/本は3冊同時に読みなさい⑥

誰もが複数の人格を上手に飼い慣らして生きている【虚人の星/島田雅彦】/本は3冊同時に読みなさい⑥

長い期間での外出自粛が求められて、お家で過ごす時間が増えた人も多いのではないでしょうか。こんなときこそ、読書をして人生を豊かに広げましょう。月平均300冊読む佐藤優氏が一生ものの読書法を伝授。これまでの書評をまとめた1冊から厳選してご紹介します。

『本は3冊同時に読みなさい』(佐藤優/マガジンハウス)

虚人の星 島田雅彦 講談社  優れた小説は、複数の読み解きが可能になる。本書は、ユーモア小説、パロディ小説、スパイ小説、政治小説などとして読むことができる。私はこの作品を、誰もが持つ複合アイデンティティーを描いた小説として読んだ。  人間は社会の中で、さまざまな役割を果たさなくてはならない。例えば、ここに55歳の日本人の男がいるとする。この男は、会社では営業部長、家では夫であり、父、所属している宗教団体では支部長などさまざまな役割を果たしている。役割によって行動が異なる。宗教団体では、いつもニコニコしている人格者であるにもかかわらず、家庭では父権主義的な暴君で、会社では上司にはおもねるが、部下からは成果を徹底的に搾取する上しか見ていない「ヒラメ型人間」…

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注目の新刊 『ニッチを探して』 ダ・ヴィンチ2013年9月号

注目の新刊 『ニッチを探して』 ダ・ヴィンチ2013年9月号

サラリーマン生活から離脱して、下町の酒場、公園の炊き出し、テント村、他人の家、ついには河原の段ボールハウスへ。背任の容疑で追われる銀行員が、所持金ゼロで生き延びるためのニッチ(適所)はどこにある? 東京をサバイバルするノンストップサスペンス。

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「島田雅彦」の本・小説

君が異端だった頃

君が異端だった頃

作家
島田雅彦
出版社
集英社
発売日
2019-08-05
ISBN
9784087711905
作品情報を見る
時々、慈父になる。

時々、慈父になる。

作家
島田雅彦
出版社
集英社
発売日
2023-05-26
ISBN
9784087718348
作品情報を見る
つやつや、ごはん (おいしい文藝)

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作家
出久根達郎
東海林さだお
東直子
酒井順子
嵐山光三郎
勝見 洋一
ねじめ正一
色川武大
石牟礼道子
今 東光
北大路魯山人
幸田文
群ようこ
内田百けん
平松洋子
堀井 和子
安野モヨコ
畑正憲
獅子文六
赤瀬川原平
窪島 誠一郎
黒田征太郎
岡本喜八
山本一力
池波正太郎
池澤夏樹
立松和平
山下清
枝元なほみ
増田れい子
田中小実昌
島田雅彦
三浦哲郎
鴨居羊子
遠藤周作
伊藤比呂美
米原万里
辻村深月
穂村弘
出版社
河出書房新社
発売日
2014-09-24
ISBN
9784309023250
作品情報を見る
私小説

私小説

作家
金原ひとみ
尾崎世界観
西加奈子
島田雅彦
町屋良平
しいき ともみ
エリイ
千葉雅也
水上文
出版社
河出書房新社
発売日
2023-02-18
ISBN
9784309030951
作品情報を見る
わたしのなつかしい一冊

わたしのなつかしい一冊

作家
池澤夏樹
小島慶子
川本三郎
辛酸なめ子
山内マリコ
高村薫
若松英輔
小島 ゆかり
瀬浪 貞子
益田ミリ
養老孟司
江國香織
角田光代
佐伯一麦
河瀨直美
堀江敏幸
小川洋子
加藤陽子
藤原帰一
中島京子
島田雅彦
落合恵子
中村 吉右衛門
中村桂子
永井 愛
片渕須直
持田 叙子
斎藤真理子
高階秀爾
村上陽一郎
橋爪大三郎
荒川洋治
土屋賢二
山崎正和
柚木麻子
ペリー荻野
西垣通
津村記久子
寄藤文平
出版社
毎日新聞出版
発売日
2021-08-02
ISBN
9784620326931
作品情報を見る
彼岸先生 (新潮文庫 し 29-4)

彼岸先生 (新潮文庫 し 29-4)

作家
島田雅彦
出版社
新潮社
発売日
1995-05-01
ISBN
9784101187044
作品情報を見る
源氏物語九つの変奏 (新潮文庫)

源氏物語九つの変奏 (新潮文庫)

作家
江國香織
金原ひとみ
町田康
松浦理英子
桐野夏生
島田雅彦
小池昌代
角田光代
日和 聡子
出版社
新潮社
発売日
2011-04-26
ISBN
9784101339627
作品情報を見る
彼岸先生

彼岸先生

作家
島田雅彦
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1992-03-01
ISBN
9784828824215
作品情報を見る

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