愛ってめんどくさい (ヴィレッジブックス N ア 1-1)
愛ってめんどくさい (ヴィレッジブックス N ア 1-1) / 感想・レビュー
うたまる
「ここでは食べるためにはセックスするしか仕事がないじゃない」……18歳でハードコア・ポルノ女優となった著者のノンフィクション自伝。読書中、幾度も混乱を来たす。人称代名詞が錯綜し誰の体験談か分からなくなったり、続きがあるはずのエピソードが寸断されていたり。こう度々では誤植や誤訳じゃなく、原文の問題だろう。また他の女優たちも同じ様に危うい。キレやすい女、不潔な女、依存症の女、無責任な女、浪費癖の女。健常者と障害者の境界上にいる人たちだ。世界中にある売春婦への蔑視は、職業差別ではなく障害者差別なのかもしれない。
2017/08/09
ユカリー
18歳でハードコア・ポルノの世界に飛び込んだ主人公のもとに待っていたのは、想像を越えた過酷な世界。それでも「仕事は仕事」と、たくましく生きていく…。 ラファエラ(主人公)格好いい。しっかりしてて、言うべき時には言う。言葉にちゃんと筋が通ってる。うん、見習いたいです(*_*) この本はノンフィクションだからか、小説よりもなんだかリアルに感じました。テンポも良くて面白かったです。 これぞ波乱万丈!って感じ
2013/12/21
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