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ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年

ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年

ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年

作家
マシュー・デニソン
実川元子
出版社
カンゼン
発売日
2022-06-17
ISBN
9784862556462
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10歳で「女王になる」と覚悟。エリザベス女王の伝記『ザ・クイーン』から知る、英国王室の全容

 今年9月8日、エリザベス女王が亡くなった。1952年、25歳のときに女王として即位し、70年の在位期間は世界史上でもっとも長い君主であった。

 女王崩御から遡ること6月にはジャーナリストであるマシュー・デニソンによるエリザベス女王の伝記『ザ・クイーン』(カンゼン)が邦訳され、現在も話題となっている。

 エリザベス女王の長き治世を王室の内部から明らかにする本書の読みどころを、訳者である実川元子さんに聞いた。 (取材・文・撮影=すずきたけし)

ただの英国王室礼賛本ではない ――実川さんが訳された『ザ・クイーン』が日本で発売になった3か月後にエリザベス女王が崩御したことは、実川さん自身どのように感じましたか?

実川元子氏(以下、実川) いろんな意見があると思いますが、時代が変わったことがはっきりとあらわれるだろうな、その意味で時代のひとつの大きな節目だな、という感じはしました。

――『ザ・クイーン』を訳そうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

実川 Netflixのドラマの『ザ・クラウン』(エリザベス女王を描いたドラマ)に私がハマっていたところに、お…

2022/11/16

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ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一〇〇年 / 感想・レビュー

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はるき

 運命的とか勝手に言うのは不敬ですが、なるべくして女王になった方なんでしょうね。生涯現役を体現した不撓不屈の精神が凄すぎる。惜しむらくは後半が駆け足。上下巻にして後半もっと分厚くして欲しかったかな。

2022/10/12

前半はともかく、後半はかなり端折った感じ。ダイアナ妃に関してはだいぶ女王寄りな記述だなあとは思った。これだけ完璧な人であっても家族仲はまた別というか、人間て難しいね…。でもだからこそ、それでいいのかもしれない。何はともあれ長い間、本当にお疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。「つまりあなたはいつか女王にならなきゃいけないわけね」「そう、いつかね」「かわいそう」

2022/09/24

ときわ

図書館で受け取ったとき箱のような分厚さに、読めるだろうか?と。でも生まれる前からのイギリスの100年の歴史を語るには、これでも足りないくらいのページ数だった。表面的には知ってた内容でも違う面から見れた。もちろん知らなかったこともたくさん。生まれる前から注目され続け、女王になってからイギリス王室と英連邦の長として働き続けた人生ってすごいとしか言えない。子育てが上手く行ったとは言えないけれど、激務ぶりを見ると女王の仕事との両立は不可能で仕方なかったと思う。今の世の中では女王のような方は今後もう現れないだろう。

2023/01/03

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

国内外に愛されたエリザベス二世。70年の統治お疲れ様です。幼い頃からビクトリア女王のようにと家庭教師に叩き込まれたのに即位前に裏切られたり、可愛いがってた妹マーガレットの世話が大変。けど公務には手を抜かない。しかし、身内のスキャンダルから逃れるにはスコットランド・バルモラル城などで気持ち整理して女王の顔に。人生を王室内の改革をと頑張ってきたのをずっと王女の頃からおとぎ話のように読ましていたたぎました。

2022/12/10

めぐ

物心付いた頃から英国の象徴だったお方の訃報に接し、ひとつの時代が終わった寂寥感に沈んだ秋に、女王陛下の生涯と英国の100年の歩みを600頁、一行たりとも読み飛ばさず、噛み締めるように振り返った。万人に愛された幼少期、運命の恋、王制の危機、何かと振り回してくる家族達。なかなか気も休まらない治世だったのではなかろうか。最後にフィリップ殿下と水入らずで過ごす日々が僅かながらあったのが救い。英国民であった事こそないが、同じ時代に女王陛下が存在していて、日々威厳溢れるお姿を拝する事が出来たのは恵まれていたなと思えた

2022/11/21

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