KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

現代思想 2017年6月号 特集=変貌する人類史

現代思想 2017年6月号 特集=変貌する人類史

現代思想 2017年6月号 特集=変貌する人類史

作家
山極寿一
中沢新一
海部陽介
池田清彦
長沼毅
高畑尚之
長谷川眞理子
出版社
青土社
発売日
2017-05-27
ISBN
9784791713462
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

現代思想 2017年6月号 特集=変貌する人類史 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

壱萬弐仟縁

中沢新一×山極寿一 両先生の対談は興味深い。山極京大総長は、人間がまず行った食糧革命は、食物を集めて分配することという。チンパンジー、ゴリラ、オランウータンにはできないことと指摘される(34頁下段)。中沢教授は、capitalismの capitalの下はラテン語の caput =頭。古代ローマでは、男の精力、政治家の政治力をサシ、力の集合場所という考え方があるという(43頁下段)。他、池田清彦教授の「人類の進化と少子化」で、グローバル・キャピタリズム(GC)は国家を横断して安い労働力を求める。

2017/08/15

Rieko Ito

冒頭の対談が出色。『暴力はどこからきたか』では語りきれていなかった人間の暴力について、山極寿一氏が縦横無尽に語り尽くしている。ほかの論稿は役立つ点もあるが、何も『現代思想』で読まなくてもという気がする。

2017/12/05

感想・レビューをもっと見る