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のうりん 6 (GA文庫)

のうりん 6 (GA文庫)

のうりん 6 (GA文庫)

作家
白鳥 士郎
切符
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2013-04-13
ISBN
9784797373363
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のうりん 6 (GA文庫) / 感想・レビュー

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とら

この巻は色々とバランスが良かったと言う印象。もうもはや、おふざけモードと真面目モードの比率は1対1に限りなく近くなっている。そしてこの作品の良い所であり悪い所であった、やるならばとことんふざけ、とことん真面目にやる、というこのけじめ、メリハリを付けていると言う描き方…薄々感じてはいたが、最近はそれ以外にも「丁度良い」話が描かれていると言う事実に当たってしまったのである!(笑)…いや「丁度良い」って事は言うならば「普通」の話と言う事だから普通の事なのだが、のうりんでは普通では無い事なのである!進化し続ける。

2014/02/07

shin

アメリカからの留学生ナタリー登場の6巻。ナタリーはツッコみ所もあったけど耕作を狙う女子的にも農業的にも日本のみに留まらないグローバルさは感じられた。フェチ全開な耕作やごろうに夢中な工など思わず笑ったり癒されながら楽しめた。海外の視点とTPPを通じ、経済との戦いに明るい展望の見えない農業の現実も垣間見え、答えの見えない問題ではあるけど耕作の決断の先の可能性に注目したいと思えた。どんな決断をするのか気になる最大の山場の雰囲気がぶっ壊れた瞬間は挿絵含め破壊力抜群で、気持ちの置き所に困ったのが印象的なお話でした。

2014/03/05

Yobata

最後の寮生,テキサスからの留学生ナタリーが半年振りに大人の外見になって帰ってきた。目的は耕作を嫁としてテキサスに連れて帰る事だった⁈天真爛漫な性格で、バイオ鈴木とうどん作ったり家電量販店へ出掛けたりと。そんな中ブラジルの留学生アリーナは美濃田茂市に誘致された工場に働く多くのブラジル人向けの野菜を栽培していたが、工場が閉鎖されてしまう。TPPの問題も含みグローバルな考えを求められる中、ナタリーのお爺さんが倒れてしまい帰国することに。ナタリーは耕作も連れて帰ろうとするが…。今回のテーマは「グローバル」。→

2013/05/08

ほーりえ

まじめにふまじめ。どこかで聞いたことのあるフレーズですが、まさにこのシリーズのことでしょう(笑) TPPやら、農業の在り方やら、相変わらずためになるなぁ。 漢詩の所は腹筋崩壊。愚息三千丈。ベッキーも大暴れで、かなり笑わせてもらいました。

2013/06/17

星野流人

農業高校を舞台にしたギャグラノベ、今回の最大のテーマは、巷を騒がすTPP。TPPが日本の農業に与える影響と、そもそもの日本の農業の実情を描く……のだけれど、まさかのシリアスパートにギャグパートが乱入してきてしまい、いろいろと大事な部分がうやむやになってしまっている印象。白鳥さん、やりたい方向をきちんと定めてから書いてください。5巻の畜産の時は、めっちゃよくできてたじゃないですか……。いや、そりゃ、考えさせられる内容だったし、笑えるストーリーだったけど……。

2013/04/14

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