わたくしたちの旅のかたち
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わたくしたちの旅のかたち / 感想・レビュー
ままこ
『兼高かおる世界の旅』の兼高さんと小説家の曽野綾子さんの今まで経験した旅に関するエピソードや今の世界情勢、日本人に対する御意見を含む対談。年配の人にも読みやすいように文字も大きめ。色んな民族の風習とかも興味深く読んだが1番驚いたエピソードはサウジアラビアの処刑方法で「蜂蜜の刑」名前からすると美味しそうな刑だがこの処刑方法はすごく残酷で恐ろしい刑だ。
2017/05/27
Kei
内容もさることながら、お二人が語られる日本語の美しいことよ。私も今日は、きれいにしゃべろう。(笑)
2017/06/24
himawari
一般人の私からは考えられないほど雲の上の人たちとの交流があるお二人。しかし、話す内容はとてもとっつきやすい。米国のステーキの大きさを「男性の下駄くらい」と言ってしまったり、砂漠でみた満点の星空を「お盆の上にばらまいた埃みたい」と言ってのけるあたりに、乙女過ぎないさっぱりとした性格を感じ、かなり好感が持てた。また、昔と比べて日本人の力が落ちてきたことについて、常々私も感じていたことをズバッと言いのけていたのですっきりした。お2人はとても芯の強い人達だ。
2017/05/31
tetsubun1000mg
子どもの頃日曜日の朝によく見ていた「兼高かおる世界の旅」は昭和34年からやっていたなんて知らなかった。 当時は兼高さん、カメラマン、助手の3人で撮影していたとは驚き! だから画像を見ながら兼高さんと芥川さんの掛け合いの構成になっていたのか。 当時の舞台裏が見られて大変面白い読み物。 曽野綾子さんも作家業の後半からアフリカの医療や学校設立の援助に現地を飛び回っていたそうだ。 二人ともに戦前生まれで戦中にキリスト系女子高、大学を出てアメリカ留学などをされたというので、大変な才女だったようだ。最後まで楽しめた。
2021/11/10
にゃんた
子供時代から日曜の朝といえば、「兼高かおる世界の旅」。昭和34年から平成2年までとは、すごい長寿番組、もっと見ておけば良かった〜。その兼高さんの海外での苦労話はひとつひとつが面白かった。曽野さんのほうも海外とのご縁は多く、負けず劣らずの興味深い話が多い。キリスト系女学校で学んだというおふたりの戦中、戦後の話は、貴重な経験談として、感じるものも多かった。それにしても、おふたり、ご健在でなにより。いつの時代も旅から得るものは大きい。私もまた海外に飛び出してみたい気持ちを新たにした。
2017/03/25
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