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悩める日本人 「人生案内」に見る現代社会の姿 (ディスカヴァー携書)

悩める日本人 「人生案内」に見る現代社会の姿 (ディスカヴァー携書)

悩める日本人 「人生案内」に見る現代社会の姿 (ディスカヴァー携書)

作家
山田昌弘
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2017-08-11
ISBN
9784799321638
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『悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿』(山田昌弘/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 読売新聞の名物連載「人生案内」。このコーナーの回答者が現代日本人の姿を描いた『悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿』が、2017年8月10日(木)に発売された。  連載当初から「一般読者からの悩みに識者が誌上で応える」というスタイルを変えることなく、100年を超える歴史を築き上げてきた「人生案内」。100年以上同じ形式で継続されているため多くの社会学者の研究対象にもなっていて、「人生案内」を対象とした論文も多数存在する。  著者の山田昌弘は、現代社会の深層を分析し「パラサイト・シングル」「格差社会」「婚活」といった概念を生み出した気鋭の社会学者。2009年からは「人生案内」の回答者のひとりとして現在も活動中だ。  同書では、「父の死を夫がSNSに投稿」「交際相手が心変わり、苦しい」「70歳男性、年下の彼に未練」「性的少数者、就活どう臨む」「妻が不倫、謝罪されたが苦しい」「失業の30代息子、職探し2年」「声優の夢、限界感じる」など、現代日本人のリア…

2017/8/27

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悩める日本人 「人生案内」に見る現代社会の姿 (ディスカヴァー携書) / 感想・レビュー

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ステビア

新聞の人生相談欄から世相を見る。世間体なんてそんなに気になる?好きなことやりゃいーじゃん。

2021/10/18

アイスマン

欧米のように日本でも価値観が多様化するようになったが、日本が欧米と異なるのは相も変わらず「世間体」を気にする意識が強いという事だ。 ここでいう世間体とは「〇〇をしたら世間から非難される」という恐れで、日本はこの世間体を過剰なまでに気にする社会なのである。 「多様な価値観」を求めながら「世間体」との間に板挟みとなり苦しんでいる人が多い。 欧米ではそれこそ「人は人。自分は自分」で、おばあちゃんがミニスカートを履いてても「いいんじゃない」と受け止める人が多い。

2017/12/21

naka

読売新聞の人生案内に関する本で、回答者の一人である著者の苦労や悩みについて書かれているとともに、著者の専門の社会学としての考察もされていて面白かったです。仕事や夫婦間の悩みについてその時の常識の変化により質問する世代や性別が時代とともに変わっていくという分析になるほどと思いました。

2024/02/19

りょうみや

著者の本は多数読んでいて、今回の本は普通の人生相談本という印象で少々がっかりしていたが、巻末は「回りくどい回答をせざるを得ない」など著者の本音や社会学者らしいまとめが書かれていて面白く読めた。

2017/11/06

まゆまゆ

価値観が多様化して、かつての常識が通用しない現代日本。自分が人生を見通すためのモデルが無くなり、自分で考えて決めないといけなくなった。マイノリティと思われた老人の恋愛や性の問題もいまや普通ということなのかな。

2017/10/02

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