読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

今、死ぬ夢を見ましたか (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

今、死ぬ夢を見ましたか (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

今、死ぬ夢を見ましたか (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
辻堂ゆめ
出版社
宝島社
発売日
2019-03-06
ISBN
9784800293466
amazonで購入する Kindle版を購入する

今、死ぬ夢を見ましたか (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

mint☆

電車でのうたた寝で自分が死ぬリアルな夢を見た井瀬。他にも近未来の夢を見て、それが現実となり愕然とする。同じように自分が死ぬ夢を見て未来を変えようとしていた女子高生の紗世と出逢う。過去、未来、死後の明晰夢を見続ける。未来の夢に関わってくる上司でもあり親友の五味渕や小学校時代の友人の粕谷。何故こんな状況に陥るのか。誰を信じればいいのか。未来を変えることができるのか。最終章からはハラハラしてページを繰る手が止まらなかった。読後は切ないしやるせない。でもどこか爽やかさもあり不思議な気持ちになった。

2020/02/19

chiru

ラストに驚愕の真相が待つ、予知夢ミステリー。「ホームから突き落とされた夢」を見た主人公に、「その未来は変えられない」と告げる謎の女子高生。主人公と彼女が親密になってきた頃、彼女は姿を消してしまう。謎を抱える主人公の心を掻き乱すふたりの親友との葛藤や、企業スパイのような展開がスピーディで目が離せない。終盤は小さな伏線回収のピースを組み上げ、大きな1枚の美しい絵のような、切ない真相の結末が格別。 隠し技が見事に決まった一冊でした! ★4.5

2020/01/31

ちーたん

★★★★★初読み作家さん。もし、自分の死期がわかってしまったらあなたはどうしますか?人身事故で電車に閉じ込められた主人公・井瀬。彼は明晰夢を見た。今から半年後、自分がホームに突き飛ばされ死ぬ夢を。隣に居合わせた女子高生・紗世は井瀬の夢を言い当てる「今、死ぬ夢を見ましたか?」半年後に死ぬ井瀬と7年後に死ぬ紗世。果たして運命は変えられるのか?◆ファンタジー作品。文体も滑らかに文字を追えてライトで読みやすかった!結末は人によって評価分かれそうだけど、私はなんとなく先が見えるこの王道の構成がとっても好みだ✨

2020/02/28

buchipanda3

最後まで気を許せず読む手に力が入った。そして読後はほろ苦い切なさが沁みたタイムリミット・サスペンス。主人公・井瀬が電車の中で見た明晰夢は自分が駅のホームから突き落とされ死んでしまうものだった。日付も時刻も明示されて戸惑う彼の前に女子高生・紗世が現れ、その夢は現実となると伝える…。前から読みたかった作者さん。当たりだった。丁寧な情景描写を紡ぐ文章も緩みのないストーリー展開も好み。さらに何と言っても鮮やかと思えたあの瞬間、色々なものが甦った。どことなく感じる誠実で優しげな雰囲気もいい。著者の他作品も読みたい。

2019/04/02

オーウェン

少年刑務所に入ったことのある井瀬が見た自分が死ぬ夢。 その夢が自分と同じだと語る紗世の話通りに、夢の内容が現実に起きていく。 いわゆる予知夢というやつが、本当に起こるのか回避できるのかというミステリ。 井瀬の仕事でもあるNPO法人の仕事に潜むカラクリには、まんまと騙された感はあるが、これがきっかけになり予知夢の元へとなっていく過程。 そして紗世のパートにある隠された謎。 ラストは納得したというか、真実を受け入れた故の行動なのだと。

2020/11/14

感想・レビューをもっと見る