KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

華麗なる微狂いの世界

華麗なる微狂いの世界

華麗なる微狂いの世界

作家
平山夢明
出版社
洋泉社
発売日
2016-11-24
ISBN
9784800311030
amazonで購入する

華麗なる微狂いの世界 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

平山夢明は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。平山夢明で、このタイトルなので、もっとぶっ飛んでいる内容かと思ったら、意外と普通でした。だから「微狂(びちが)い」なのかも知れません。いずれにしても「微狂い」の人達は増殖しているんでしょうネ(怖)オススメは車掌を交えた対談、著者と岩井志摩子との二大巨頭との対談です!

2017/01/14

HANA

平山夢明対談集。冒頭は鬱病とか自殺志願者とかタレント志望の姫とかへのインタビュー。こちらはまあ微狂いならぬ微妙で、買って失敗したかなあと思ってたんだけど。中盤からのがっぷ獅子丸との対談が面白すぎる。なんていうか混ぜてはいけない物を混ぜた反応というか、こってりの豚骨に背脂を山盛りになるまでかけたような感じ。冒頭の猫や犬を反応させる話から、実際には実話怪談すれすれのK家の話まで、もう腹筋が捩れっぱなし。巻末の岩井志麻子もまた濃かったけど。しかし二人の話聞いてると一気に都会というか、人間社会が魔界に変わるなあ。

2016/12/05

あも

微妙にキチガイ=微狂(びちが)いの世界。…いやいやいや!微妙じゃないから!完全にライン踏み越えてる人ばっかりだよ!あれ、もしかしたら自分がめちゃくちゃ幸運なだけで、世界はこんなにも恐怖で溢れてるのだろうか?と足下おぼつかなくなるぐらいヤベェ人に出会い過ぎな平山氏の対談本。前半は貢ぎ体質の女性や女装子さんへのインタビュー。平山氏の突っ込みが一々面白い。後半はオトモダチのがっぷ氏との対談が続き、締めに岩井志麻子女史が登場。やっぱ後半の方が、マジかよ…マジかよ…とイイ感じでイヤな気分になれる。正に基地との遭遇。

2017/03/03

GAKU

微妙な〇チガイ=微狂い(ビチガイ)。前半は平山先生とそんなビチガイの人達との対談。こちらも中々興味深かったが、何と言っても後半のがっぷ獅子丸さんとの対談は笑った。何でこんなにやばい人達と遭遇するのでしょうか?やはり引き寄せる人は何かが常人と違うのでしょうか?面白かったです!

2019/09/20

亜希

大好きな平山さんの新刊が!と思ったら対談集でした。どこからどこまでか本当の話なのか、読み応えがあるのかないのかよくわからないけれど、サラサラーと読めて暇つぶしにはなる。題名だけ見るとどれも怖そうだけれど、ホラーも怖い話もごく苦手な私でもこれは大丈夫で良かったです。ただ、もっとぶっ飛んだ内容かと思っていたわりには結構普通。あっ今まで読んできた平山作品のお陰で、私に免疫がついただけかも?少なくとも初平山作品にはお勧めできません、生ぬるいから。

2017/01/22

感想・レビューをもっと見る