とても温かでとてもせつないきみの絵本
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とても温かでとてもせつないきみの絵本 / 感想・レビュー
とよぽん
図書館で見付けた。起承転結、転は早く来て長く続いた。老いて病を得て死ぬ「きみ」を「僕」が描いた。感謝をこめて。絵が優しい感じだった。
2021/05/03
こうちゃ
☆4長く幸せにくらしてきたカンガルーの夫婦。でも、ある日、妻はそんな日々の記憶を失いはじめ少しずつ現実世界をはなれていってしまう…。2人の大切な時間を留めようと力づける夫の言葉。夫から妻への永遠のラブレターを、さだまさしが翻訳。なんだろう、この切なさは。これは絵本ならではの相乗効果なのかな。優しいタッチの絵が更に切なさを誘う。
2016/07/09
Cinejazz
〝一目惚れってあるんだよな...ぼくの直感は確かに優れていたね。宇宙の果てまで行っても、君ほど素敵な人には出会えなかったろう...1人が2人になり、2人が4人になり、子ども達は立派に育って独り立ち...でも、そうある日急に、君のバラのスープの味が違っちゃった。・・・よし、君が忘れたことのすべてを、僕が覚えていよう! 君の笑顔と優しさと温かさと。 君と共に生きることができた奇跡へ、僕の一生の感謝をこめて・・・〟認知症を患い、先だった妻に捧げた恋歌を<さだまさし>サンさん翻訳による、切なくも温かい大人の絵本。
2024/02/24
海(カイ)
【図書館】とても切ない。でもそれがとても温かい。
2018/02/01
niaomi
カンガルーの夫婦のお話。ブリュッセル生まれの絵本作家さんの原作をさだまさしさんが文にしたもの。 カンガルーの奧さんは認知症になったのかな、看病や看取り、夫婦の愛などが描かれているようだ。とてもせつない。
2016/08/17
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