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すいません、ほぼ日の経営。

すいません、ほぼ日の経営。

すいません、ほぼ日の経営。

作家
川島蓉子
糸井重里
出版社
日経BP
発売日
2018-10-18
ISBN
9784822257866
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「すいません、ほぼ日の経営。」のおすすめレビュー

企画書や会議のない会社、「ほぼ日」が上場を果たしたワケ。魅力あるサービスが次々生まれる背景は?

『すいません、ほぼ日の経営。』(川島蓉子、糸井重里/日経BP社)

「株式会社ほぼ日(にち)」は、なんとも不思議な会社である。同社は、糸井重里氏が1998年に創刊したウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営をはじめ、年間約80万冊を売り上げる「ほぼ日手帳」などの文具の販売、その他イベントなどを手掛けている。我々が外部から眺める「ほぼ日」は、自由なクリエイティビティを第一に尊重する“職人気質”な会社、というイメージだ。

 だが大方のイメージを覆して、2017年3月、「ほぼ日」は、東京証券取引所のジャスダック市場に上場した。このニュースを見た人の多くは、いったい「なぜ?」と首を傾げたのではないだろうか。「ほぼ日」という組織のスタイルと、株式市場の原理はどうにもそぐわないように思えたからだ。本書『すいません、ほぼ日の経営。』(川島蓉子、糸井重里/日経BP社)は、そんな疑問から出発した、糸井重里氏へのインタビュー本である。

■年間約80万冊のベストセラー「ほぼ日手帳」はどうやって生まれたのか?

 そもそも、「ほぼ日」とはどんな会社なのだろう。それは、「ほぼ日」売…

2019/3/14

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すいません、ほぼ日の経営。 / 感想・レビュー

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小梅

糸井重里という人は、とても興味深い人物だ。糸井さんが「ほぼ日」をどのように考えて成長させてきたがが良く解る。株には全く興味がなかったが、お金に余裕ができたら是非ほぼ日の株主になりたいと思う(笑)

2019/04/05

TATA

糸井重里さんへのほぼ日経営についてのインタビュー。かなり軽い気持ちで手に取った一冊ではあったのだけど、思いのほか(ごめんなさい)、示唆に富む内容で読み応えがありました。「やさしい」を最初に、次に「つよい」を目指す。利益を追うのではなく「おもしろい」会社にする。世に数多溢れるビジネス書とは全く正反対の内容だけど今の世の中こっちが目指すべきところ。上場のくだりが一番興味深く読めました。株主には自分達の面白さを理解してもらって一緒に進む。うん、得心。

2019/04/07

あふもん

いわゆる今流行りの意識高い系、とはまた別の働き方だったり経営の仕方だったり。こーいう企業のこれからが楽しみです。ただ外からみると『糸井重里』という存在はおそらく本人が思っている以上に大きな存在で、ボクもやっぱりどちらかというとほぼ日で糸井さんが関わっている読み物を読みがちだ。だから糸井さんが社長じゃなくなってからのほぼ日というのも、それはそれでやっぱり楽しみだ

2019/01/02

ひめありす@灯れ松明の火

以前読んだ本の中でその方は「経営書や経済書が面白い」と離されていて私はいつその胸中に辿り着けるだろうか」と思ったけれど、それは意外とあっさりとやってきました。その始まりがほぼ日、と糸井重里さんだったらなんて自然で楽しいのでしょう。手帳だけ、と言うライトなほぼ日ユーザーの私。こんなに色々な取り組みがあったなんて知りませんでした。糸井さんは今年七十歳で、文中に示された期限の日が近づいています。これからのほぼ日、これからの糸井さん。どうなるのかな。つよく、やさしく、おもしろく。とても素敵なものになるのでしょう。

2018/11/22

どぶねずみ

株式会社東京糸井重里事務所という会社から株式会社ほぼ日へ。糸井さん個人の会社からチームの会社へ。「やさしく、つよく、おもしろく。」働く会社。遊びより会社が楽しいと思えること。縦割りや年功序列のないフラットな関係。とっても楽しそうで羨ましい。仕事に対する考え方がとてもポジティブ。私の会社では社長が「徹底的にパクれ(TTP)」なんて言っているけど、誰かに支持される商品というのは他人の真似事では売れない。アイデアは例のないものから生まれるほど、より支持されるとわかった。今の自分の会社にはないことばかりだ。

2019/01/13

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