KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ (井上雄彦 meets ガウディ)

PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ (井上雄彦 meets ガウディ)

PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ (井上雄彦 meets ガウディ)

作家
井上雄彦
出版社
日経BP
発売日
2011-12-08
ISBN
9784822260620
amazonで購入する

PEPITA 井上雄彦MEETSガウディ (井上雄彦 meets ガウディ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

greenish 🌿

漫画家・井上雄彦が追う、ガウディ建築と奇才の軌跡。 ---なんだろう。井上氏のラフスケッチを観てたら、じわっと泣けてきた。幼少期から晩年のガウディ、彼と時を共にした職人たちの手・眼差し・・・。井上氏が彼らに迫っていく過程での心の共鳴が、何かこちらに訴えかけてくるような感覚。《pepita》とは《想像の種》の意。『スラムダンク』『バカボンド』から『屏風・親鸞』とその作品を深化させてきた井上氏。ガウディから受け継いだ《種》をどのように萌芽させていくのか、ますます愉しみになる一冊!

2015/03/05

masa@レビューお休み中

もふたまさんからの借り本。井上雄彦の絵の上手さは、以前から知っていたが、この人って漫画家を超えて芸術家だよなと思ってた。そうしたら、ガウディの建築物、ガウディという人に触れるために井上雄彦がスペインを訪れていた。感覚的なものだが、この二人似てるような気がする。読み進めながら、ガウディと井上雄彦を重ねてしまう。まさしく出会いだ。触れて、喚起して、描画する。ラフスケッチも、彩色画も、ガウディの建築物とのコラボも、触発されて湧き出た泉のような作品ばかりだ。だから思うんだ。この人はただの漫画家ではなく芸術家なのだ

2012/06/23

tatsuya

「必ずしも良いとは言えない経験って、その人の奥っていうか、深さをつくるんじゃないですか。その経験をした場所に行けて、この景色を見たんだろうなっていうのを見られた。」「たいていの人は向上したいと思う。本当に向上しているならそのとき、前に進み自分にとっての未踏の地を踏むと同時に、帰るべき原点をも一層強く踏みしめているに違いない。」

2016/06/16

ぐうぐう

『ガウディ×井上雄彦展』を観るための予習として。2011年、ガウディを求めて井上雄彦がバルセロナを訪れたとき、ガウディに対する揺るぎない確信があったわけではなく、ほぼ白紙の状態でガウディとその建築物に対峙したことが、思いがけず、ガウディをよりよく理解する結果をもたらせたのではないか。建築物だけではなく、そこにある自然を、そこに佇む人物を、井上は積極的にスケッチする。そもそも建物とは、それ単独で存在することは不可能だ。周囲の風景と人々の影響があって、初めて造形を許される。(つづく)

2014/09/01

amdd

漫画家の井上雄彦さんによる、ガウディの軌跡をたどる旅行記。ガウディもなかなか波瀾万丈ですよね。二十代で失恋してからは浮いた話もなく、黄金期の後のスランプ時には敬虔なクリスチャンになり、死にそうになるくらいの断食にチャレンジ。遺言書まで書いたというマルタ熱を患い、市電で轢かれて死ぬという憐れな最期。サグラダ・ファミリアが有名ですが、カサ・ミラやグエル公園が好きです。サグラダ・ファミリアは2026年に完成予定だそうですが、果たして完成するのでしょうか(笑)DVDやカレンダーも付いて、絵や写真も盛り沢山な一冊。

2012/02/15

感想・レビューをもっと見る