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失われた30年を取り戻す

失われた30年を取り戻す

失われた30年を取り戻す

作家
白井聡
雨宮処凛
出版社
ビジネス社
発売日
2023-06-01
ISBN
9784828425214
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ジャンル

失われた30年を取り戻す / 感想・レビュー

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やいっち

こういう本は、読むべき本。失われた……現下の政権が奪い去った30年。今のままじゃ、まだ10年は沈下していく。来年か再来年は大増税、且つ福祉医療年金崩壊。  本書のターゲットは、ロスジェネにあるようだ。

2023/07/16

こも 零細企業営業

最大人口となったロスジェネ世代だが彼等の影響力は凄く小さい。影響力を持っている極小数の者は世間を斜めに見て皮肉る冷笑系か、権力者の靴を舐めて成り上がった連中だけ。何か新しい事を出来るだけの爆発力が完全になくなってしまった。そうなったのは、、バブル崩壊から始まる色々な搾取だった。色々、、生活費、時間、気力、健康、好機等。普通に努力しても掴めない機会を掴み損ねたら自己責任と言う言葉で責められる。ちょっと上の世代は幾らでもチャンスはあったのに、ロスジェネ世代にはそれが極小数になっていたらしい、、

2023/07/19

belalugosi6997

不況・失業・貧困は政府の失政が原因である。踏まえた上で、自己責任などとはとんでもない話、不景気にしながら責任を「努力不足」とは言語道断である。ロスジェネは卑下するな!政府の失政にあったのだ。だからと言ってルサンチマンになり、他人を怠け者扱いするのはやめてくれ。これらの著書は興味深く読むが、残念なことに解決方法までは導けない。絶望的な他人事としか映らない、どうしたら彼らを救えるか?レポートとしては優秀だが救済としては落第だ。もっとマクロ経済を勉強してから出筆⇒救済するべきだ。だから彼ら(著者ら)では救えない

2024/02/24

どら猫さとっち

ロスジェネ世代の二人が、これまでの人生と、今まで起きた事件や社会現象を語り、これからのロスジェネの生き方、社会の向き合い方を提唱する対談。僕もロスジェネ世代だが、タイトルにある失われた30年の年月の長さと大きさに圧倒される。嘲笑と冷笑しか、自分を守れない。ロスジェネは不運だが、それだけで終わらせない。ロスジェネは怒る力、生き抜く力がある。絶望からはじめるために、本書はある。

2023/07/19

小鳥遊 和

白井の変わらぬ毒舌。曰く、公立図書館の何もしない館長が正規地方公務員として高碌を食む一方で、実質を担う司書資格を持つ職員は非正規単年度契約、最低賃金レベルで働いている。この状況を正当化できる理由は「身分制だから」しかない。また、有名な自民党政治家と会った際の会話「日本は大軍拡でウクライナのような役割をアジアで背負うことになる」、政治家「全くそのとおり。日本は焼け野原になって、そこから再出発するしかない」。自民党内で比較的頭が働いている人からこう聞くと「これからの日本は厳しい」としか思えない、という。

2024/01/07

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