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風の大陸 最終章 祈り (富士見ファンタジア文庫)

風の大陸 最終章 祈り (富士見ファンタジア文庫)

風の大陸 最終章 祈り (富士見ファンタジア文庫)

作家
竹河聖
いのまたむつみ
出版社
富士見書房
発売日
2006-04-20
ISBN
9784829118122
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風の大陸 最終章 祈り (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

本編全28巻。シリーズ読破に1年も掛かった耐久戦。美形メガ盛りとひたすら募るじれじれに、自分史上これだけ醜悪・腐・腹黒陰湿キャラ望んだ物語は有りませぬ。つくづく児童のうちに廻り逢いたかった清澄大河ファンタジー。読書幾星霜《汚れちまった悲しみに 今日も風大 風大吹きすさぶ 汚れちまった悲しみは 倦怠のうちに腐を妄想 汚れちまった悲しみは なすところも無く大団円》祈り届いた世界は、後続の読み友さんへのネタバレ回避。達成感より解放感溢れる不思議な魅力?の物語でした。

2011/06/02

けろり

久し振りにじっくりと読み返しました。そうだった、こんな話だったと懐かしくなりました。 図書館で借りて、ラクシとティーエとのシーンがすごく好きで、手元に起きたくなってこの本を探し求めたのを思い出します。改めて読むと他の登場人物も魅力的でもっと昔にじっくりと読んでおけば良かったと少し惜しいことをしたなぁと思います。

2019/08/21

珂音

綺麗なお話しだったなぁ。主人公3人の高潔さ、彼らに関わる人たちの高潔さ、主要な登場人物が皆姿形も心根も美しくて、敵対する人たちの事はあまり印象に残ってなくて、ひたすら綺麗なお話しだったような気がしてます。毒がない、たまにはそれも良いんじゃないかと思います

2010/08/01

朱音

美しい正統派ファンタジー大河小説でありました。大災害から千年、人々がそれを忘れても、大地はゆらぎ河は枯れ果て凶星は日々近づく。神々の怒りを恐れる人々はつかの間の祭りに酔いしれる。清らかなるオーラを持つ青年は使命を果たすため運命と相対するのだ。「祈り」の副題の通り一人ひとりの想いは一つとなり大陸の命運さえも変える力となる。最高潮に達した後すっ、と纏め上げられ読者はまたしても作者に翻弄され「風の大陸」の世界観に浸るのである。…以下コメントにてネタバレ、叫びなどを少々。

2010/09/04

聖陽ひなた

剣と魔法の正統派ファンタジー。中学の図書室で1巻を読んで以来、中高と雑誌を買うくらい貪るようにして読んだのは良い思い出。大学在学中に積んじゃったけど、最後まで買っていて本当に良かった。ティーエの使命を果たすシーンはあっさりしていて、その後の乱闘の方が、個人的には盛り上がっちゃったけど、やっぱり、ラクシ、ボイス、がティーエを守って戦う感じは、俺の中の風大のイメージ。もちろん、マンレイド、バリカイ、ターリス、グラウル、カリスウェン、ジッタ、キリ……と主要キャラが総出演は圧巻。みんなに幸せになって欲しい。

2010/07/06

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