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未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ

未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ

未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ

作家
リンダ・グラットン
吉田晋治
出版社
プレジデント社
発売日
2014-08-07
ISBN
9784833420938
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未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ / 感想・レビュー

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Willie the Wildcat

収益性と社会性の両立。土台を支える人財育成・活用とグローバル化。どちらも少なからず、Stakeholders間での折り合いが必須。故の”レジリエンス”。但し、事例企業の共通点は、「胆力」と解釈。一貫性と実績で立ち位置、あるいは期待を明確とする。一方、足元を固めるまでの過程の”覚悟”が課題。企業、個々人、社会の忍耐力が試されるところ・・・。もう1点気になるのが、国・地方自治体との連携。国家間、国家自治体、そして自治体間での柔軟性と広い視野が望まれるところだが、現実や如何に・・・。

2015/06/19

Kiyoshi Utsugi

「レジリエンス」とは、ストレスからの回復力、困難な状況への適応力といった意味だそうです。最近よく使われる言葉ですが、この本を読んで初めて知りました。😅 組織(企業)、地域、世界というように三つの領域に分けて考え、それぞれの領域でレジリエンスを強めるためにどういう取り組みを行っているかを紹介しています。 日本企業で唯一取り上げられていたのがヤクルトレディでした。😀 地域のレジリエンスを強める取り組みということで紹介されてます。家庭を訪問しながら高齢者や障害者をそっと見守っているということのようです。

2021/08/22

Miyoshi Hirotaka

時代は企業も個人も手荒く扱う。写真用フィルムの市場はデジカメにより消失。コピー機や建設機械は、利益の源泉が機器からサービスへと変わった。このように、企業といえども働き方を変えなければならない時が必ず来る。突然の変化に右往左往するのではなく、ずっと前から変化を知る仕組みを作ったり、社員の意識を変えたりして、いざというときに備える必要がある。わが国には、老舗が多い。これは、内戦がなかったからというだけでなく、創意工夫を重ね、時代に適合してきたから。未来企業とは自らを変え、変化に打たれ強くなり、生き延びる組織。

2018/11/07

フジマコ

リンダ・グラットンの本は、興味をそそられる。ワークシフトしかり。それなりの地位で定年を迎え、それなりの退職金を手にし、さて、悠々自適の生活をおくろう…公的年金に期待できない僕らの世代にとってそんな老後は夢物語だ。僕の親の世代は、退職金を丸々使わず堅実な運用に回し、年金で生活し、さらに、年金で貯金する、そういう生活ができていた。退職金を生活に当てなければならない我々の世代はどうやって60過ぎからの20数年を乗り切ればよいのか…そういう社員を抱える企業目線で書かれたのがこの未来企業です。とても面白い本でした!

2014/11/05

手押し戦車

企業とは内部で人を育てると同時に収益と社会性のバランスを取りながら利益を上げていく。内部で人財が独立しどんどん事業を行える環境を作ることで本業が強くなっていく。強みは内部から判断しにくいので他社が上手くいかなかったけど自社で容易にできた部分を見ると強みがわかる。内部で人財を育てる会社は起業家精神の塊なので強みを機会に焦点を合わせてイノベーションの力が最大限に発揮されていく。今日出来ることは不確実の明日へ最大限の資源を投入し強みで前進することで過去の強みを捨て去り強みの上に強みを築いて未来を切り開く

2015/07/14

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