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ころころ にゃーん (0.1.2.えほん)

ころころ にゃーん (0.1.2.えほん)

ころころ にゃーん (0.1.2.えほん)

作家
長新太
出版社
福音館書店
発売日
2011-05-15
ISBN
9784834026597
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ジャンル

ころころ にゃーん (0.1.2.えほん) / 感想・レビュー

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Kawai Hideki

「ごろごろにゃーん」のつもりで予約していたら、間違ってしまった。とはいえ、長新太の遺作ということで、神妙な気持ちで拝見した。ネコの背中にのぼってくる謎のコロコロ。最初はかわいいのがにゃーんと言うだけだったのだが・・・あー、びっくりした。

2014/08/02

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

2006年4月発行。〈ナンセンスの神様〉とも言われ、理屈より感性に訴える絵本を描き続けてきた長新太さんの遺作だそうです。のんびりと寝転んでいる猫の背中に謎の球体が転がってきます。毛糸? ボール? 三角の耳が出てきて……なんと子猫でした。ころころ にゃーんにゃーん。ころころころ にゃーんにゃーんにゃーん。すべてがショッキングピンク一色で描かれています。大人が読んだらシュールと呼ぶしかない不思議なリズムが心地よい絵本。実は『ごろごろにゃーん』と間違えて読んだのですが、これも長さんしか描けない世界だと思います。

2014/12/18

Natsuki

長新太さんの遺作になるそうです(ノ_・。)『ごろごろにゃーん』に比べて対象年齢をぐぐっと下げてきたこちらの『ころころにゃーん』全編ピンク色のサインペン画なのかな?猫の背中を1つ2つ3つところころやってきてはにゃーんといった具合に微笑ましい♪とゆるゆるしていたら、最後にやられました(笑)余談ですが、この本を図書館に借りに行った時のこと。貸出カウンターで、司書のおじいさんが「ころころにゃーん」とつぶやき、1ページずつ何かを確かめるようにめくり始めました・・・最後まで。ねぇ、今読んでたよね?心の中で叫びました。

2015/10/25

ネギっ子gen

【無意味なものが、私には救いだった】岸本佐知子さん推薦の、乳幼児向け絵本。昔の自分を想う――。現実の世界が嫌で仕方なかったからナンセンスなものに惹かれたかと。とはいえ、そんな子ども時代、絵本や児童書は家に一冊もなかった。母親は本が好きだったが、家が何せ貧乏だった。老年になって(もっとも自身の子育て時代は、二人の子どもに対し、この長新太含め多くの絵本を読み聞かせたが)長新太を読むと、こういう絵本などに昔出会っていれば、もう少し“穏やかな”人生を送れていたのではないかと思ったりもするが、ま、この人生も一局か。

2023/10/22

ぶんこ

赤というかピンクっぽいえんじ色一色で描かれた絵本。ブルーナのちいさなうさこちゃんを思い出しました。昔我が家に遊びに来た幼稚園児たちが夢中になって読んでいたので、意外と5〜6歳になっても単純な絵本に興味を持つと驚きました。この本も単純だけれど意外な年齢層に喜ばれるのではないでしょうか。お母さん猫と同じくらい、私も猫に背中を横切られたりお座りされた時は超ラッキーと嬉しかったです。

2017/02/09

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