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生きる (日本傑作絵本シリーズ)

生きる (日本傑作絵本シリーズ)

生きる (日本傑作絵本シリーズ)

作家
谷川俊太郎
岡本よしろう
出版社
福音館書店
発売日
2017-03-05
ISBN
9784834083262
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ジャンル

「生きる (日本傑作絵本シリーズ)」のおすすめレビュー

“手にとって何度も見たい”全国の書店員さんに支持された2017年ベスト絵本は、ヨシタケシンスケさんの『なつみはなんにでもなれる』――「第10回MOE絵本屋さん大賞2017」贈賞式レポート

 空前の絵本ブームといわれる今、書店の絵本コーナーには本当にたくさんの本が並んでいます。一体、どれを選んだらいいの…? そんなときには絵本専門誌である『月刊MOE』(白泉社)が主催する「MOE絵本屋さん大賞」受賞作品を手にとってみてはいかがでしょうか。全国の絵本専門店・書店の児童書売場担当者(=絵本屋さん)3000人にアンケートを実施。最も支持された新刊絵本30冊を決定する年間絵本ランキングであるこの賞は、いわゆる「現場」のプロが選んだだけに、その面白さは折り紙つきなのです。

 現在発売中の最新『MOE』2月号では、「第10回MOE絵本屋さん大賞2017」を大特集。先日、都内某所にて贈賞式が開催されました。

 受賞作家たちが喜びを語ったその模様をお届けします。

『MOE』編集長の門野 隆さんの挨拶から贈賞式はスタート。続いて第10位までのMOE絵本屋さん大賞、新人賞、パパママ賞(※)の受賞作品が次々発表され、白泉社の鳥嶋和彦代表取締役社長がお祝いの言葉を寄せました。

〈月刊『MOE』門野 隆編集長のご挨拶〉

「絵本の世界はとてもバラエティに富み、アイデ…

2018/1/22

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生きる (日本傑作絵本シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

谷川さんの詩の絵本。詩も絵が素晴らしいです。生きるっていう純粋でまっすぐな言葉が刺さってきます。生きるとは?日常の何気ないひとこまを、何気ない気持ちで過ごすこと、当たり前の毎日の当たり前な風景であること、それを感じられること。生きることって、とても単純で、気に留めないテーマな気がします。なんのために生きているのか?自信をなくしたときに考えてしまうことがありますが、生きている当たり前に見たり過ごしたり感じていることをもっとじっくり味わうのも良いものかもしれません。

2017/06/11

けんとまん1007

生きる。改めて考えることは、そうそうないと思う。毎日、毎日、息をつく間もないくらいに、時が過ぎていく。ふっと、気がつくと・・・・というこっとが多いように思う。日常の何気ないこと自体が、生きることでもある。ただ、その中で、時を止めて考えてみることも大切だ。そんなことにきづかされるきっかけを与えてくれる谷川俊太郎さんは、さすがだ。だからこそ、いつまでも、読もうと思うのだ。

2017/08/06

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

ご存じ谷川俊太郎の詩の一篇を絵本にしたもの。私は谷川俊太郎と相性が悪く、その詩を読んでもピンと来た事が無いのだが、これはやられたな。絵の力が大きいのかも知れないが、これはちょっと泣きたくなった。近頃私は、自分は生きていなくても構わない余計者の様な気持ちでいっぱいだったからかも知れない。読めばこんな私でも確かに生きていると思い、みんなと同様、普通に生きている人間の一人に過ぎないと思ったのだ。人間は生きる。私は人間である。だから生きる。当たり前で嬉しい。それが宗教ではなく、詩でわかる事が余計嬉しく思えた。

2018/01/14

♪みどりpiyopiyo♪

生きていること いま生きていること… ■静かに 命の慈しみが染み渡るような絵本を読みました。様々な人生の瞬間の情景を連ねる、谷川俊太郎の詩『生きる』が絵本になって。新たなサイドストーリーが 人生の嬉しさを添えて。■巻末の谷川さんによる解説?も良かった。この詩は「ミニスカートがまだ新鮮だった頃」に生まれたそうです。■うんうん、今日も生きててよかったね (ღ′◡‵) (2013年)(→続

2019/12/12

seacalf

実は詩を読むことは苦手だ。その詩特有のリズムに乗ってイメージを膨らませることができず、頭に入ってこないまま迷子になってしまうことがしばしば。だけど、この絵本のように紹介して貰えると、俄然イメージが広がって自由に言葉に含まれたものを感じることができる。『生きる』という行為を説明することは難しいが、谷川さんは平易な言葉や日常的な言葉であらゆるイメージを喚起させながら『いまここで生きている』ことを示唆してくれる。この絵本は谷川さんの詩にぴったりと寄り添っている訳ではなく、とある夏の日のひとこまなのも素敵だ。

2018/08/24

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