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チーム・オルタナティブの冒険

チーム・オルタナティブの冒険

チーム・オルタナティブの冒険

作家
宇野常寛
出版社
ホーム社
発売日
2023-11-24
ISBN
9784834253788
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チーム・オルタナティブの冒険 / 感想・レビュー

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えも

地方都市で起こった謎の事件をめぐる、高校生たちのひと夏の冒険譚▼と、帯にあったし、終盤まではそんな感じだったんだけど、実は全然違うじゃん!▼真ん中辺りで出てきた「腹巻」の記述で、なんか「あれ?」って感じたんだよね▼この物語は、ハマるヒトには相当ハマりますよ、何しろ虫の眼だし、光るし回るから♪

2024/03/02

ほたる

私の「好き」が全て詰まった一冊。青春もミステリも何かもかもがここにある。斜に構えた高校生が急に現れた新たな人物たちとの出会いによって青春を作られていく。読んでいくうちにどんどん夢中になってのめり込んでいき、最後の展開が好きすぎて鳥肌。私は青春を追い求めて物語を読み続けているわけだけれど、理想に近い形でそれが描写されている作品に久々に出会えて興奮している。頭の中で次々に映像が思い浮かんでくるようにもなっていて、彼ら彼女らたちの動きが鮮明に印象に残った。とても面白かった。

2023/12/03

Taizo

面白い!!フラっと立ち寄った本屋さんで、哲学コーナーに置いてったので、「おや、こんなパッと見だと小説が、なぜ?」と気になったので読んでみることに。まず引き込みが強い。2ページくらい読んだ時点で、物語の中にグッと引き込まれる。それだけの迫力がある。決して出オチなどではなく、特に強いイベントがあるわけでもないが、中盤もずっと引き込まれる展開。とにかく思春期の学生の心理描写が抜群。「あーわかる」の嵐。そしてラスト。衝撃。いい意味で「そう来たか〜」となる。映像化しても絶対面白いと思う。自信を持って勧めたい。

2024/04/07

イワハシ

評論家で知られる著者の初小説。田舎の高校生たちの友情と恋と死と冒険の物語。著者の好きなもの全部載せな内容はとても面白いが、ちょっと優等生感も強いか。一作目でここまで書けることに安心もしたし、ちょっと小ぢんまりしたところには失望もした

2023/12/28

秋山真琴

激烈に面白かった。学校の図書館に入っていそうな丁寧かつ真摯な文章で、青春小説としても成長小説としても素晴らしく好感が持てる。特に良いのは作者の趣味が惜しみなく注ぎ込まれていること。最終盤の展開は度肝を抜かれたけれど、個人的には喝采。傑作だった。

2024/02/29

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