ハーバードの美意識を磨く授業: AIにはつくりえない「価値」を生み出すには (単行本)
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ハーバードの美意識を磨く授業: AIにはつくりえない「価値」を生み出すには (単行本) / 感想・レビュー
ひこうき雲
第1章がすべて。感覚は人それぞれ。だから難しい。─【美意識に支えられたビジネスであれば、消費者が「喜んで買いたい、消費したい」と思うような製品やサービスを提供できる。消費者はそうした製品やサービスの利便性に対してなく、見た目、味、香りや音、手触りといった「感覚上の満足」に対して快く高い料金を支払うだろう】
2022/03/05
ムーミン
かなり専門的な切り口に感じてしまいました。己の美意識不足を思い知らされました。
2022/11/18
七条
著者の言う「美意識」は辞書的な意味ではなく,もっと包括的なものである.それは「誠意・真心・信条」などを含むと私は解釈している.感覚的な観点から『ビジネス』を考え直す機会になるいい本だった. ただ,非常に気に食わなかったのがタイトルだ.原著者は人工知能としてのAIをほとんど意識していない.おそらく監訳者か出版社の意向で付けられたのだろうが,この本はAIがどうのに関係なく,ビジネスにおいて普遍的に重要なことを教えてくれる.「AIとつけた方が売れる」という浅ましさを覚えてもったいなく感じた.
2023/03/09
かっさん
ハーバードの美意識を磨く授業 #読了 なんかイマイチだった。色んなブランドのケーススタディ的な感じでいろいろ事例挙げて紹介してる。ただ、かなり表層的で、内容をふーん、って読んで終わってしまった。噛み砕いて一般化したり、原理原則を見つけたり、というプロセスを著者がふんでない感じがした https://t.co/PSVWO7ePxB
2022/02/12
ワッカーパパ
LVMH北米地域の社長を務めた経歴を持ち、「美意識」をビジネスに活かしてきた著者が、様々な企業の成功例と失敗例を示しながら美意識と「美的知性(本書では“第二のAI”と呼ばれている)」の重要性を説く。ビジネス戦略としての有効性よりも、その製品に対する好ましい感情がどのような仕組みでもたらされるのか、また、 “美に対する感性は、生まれながらに備わっているものではなく、時とともに磨かれていくもの”と言っているように、美意識を磨くためにどのようなことを意識し、考える必要があるかという部分がとても良い学びになった。
2021/12/12
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