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空爆の日に会いましょう

空爆の日に会いましょう

空爆の日に会いましょう

作家
小林エリカ
出版社
マガジンハウス
発売日
2002-08-22
ISBN
9784838713790
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空爆の日に会いましょう / 感想・レビュー

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RYOyan

まず、かなり危なっかしい企画にも関わらず、家族の理解があって協力的だったってところがいい意味で衝撃的だったな。そして想像以上に大変で面倒な現実があって、遠い場所で起きていることを日常に持ち込んで体感するという点で意味のあるものになってる。

2016/07/31

つぐみ

空爆がある日に男の家に泊まり夢日記をつける、という身体を張った素っ頓狂な企画、と思いきや読み進めるうちに著者の平穏な日常への帰還と何より今でも続く空爆が早く止みますようにと願わざるを得なくなる。『もう、大きすぎる幸せや大すぎる不幸も要らないし、ただ日々、小さな幸せがあればもうそれでいいのにと、深刻に思う』と著者が書くように、それすら奪ってしまうのが空爆の日々であり、こんなものは一刻も早く止んだ方がいい。同じような他人の、同じ夢を見ないあなたが死んでしまったらそれでも私は哀しいという一文がひどく印象に残る。

2018/11/11

Neko*2

なぜこんなことを?と考え始めるとぐるぐる回りそうなので、とりあえずそのまま読んでみる。アフガニスタン空爆が終わるまでは自宅に帰らず、外泊をし続ける著者。知り合いだけでなく、知り合いの知り合い、泊まりに行く日が初対面の男性、という場合も。様々な事情で、住み慣れた自宅に全く帰れない、帰る見込みも立たない、という人は今の日本にもいる。そんな人々に思いを馳せた。

2014/09/02

るる

「空爆が終わるまで家には帰らない」といって、他人の家を泊まり歩いた133日間の日記。色々な人の家に歓待され、出されたご飯で3kgも太り、それでも東京での難民生活は寂しさがつきまとう。初めは、また突飛なことをやってるなと思っていたが、段々と読んでて苦しくなる。早く家に帰りたい、空爆が止んで欲しいと思う。反戦。

2015/08/16

かみのけモツレク

状況説明が少ないけどそのまま読んでみる

2014/04/25

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