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だからあれほど言ったのに (マガジンハウス新書)

だからあれほど言ったのに (マガジンハウス新書)

だからあれほど言ったのに (マガジンハウス新書)

作家
内田樹
出版社
マガジンハウス
発売日
2024-03-28
ISBN
9784838775231
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だからあれほど言ったのに (マガジンハウス新書) / 感想・レビュー

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tamami

著者の内田センセとは、政治的立場や思想信条を必ずしも同じくする者ではないが、かれこれ20年以上にわたって著作に親しんでいて、先日書棚の内田本を数えたら、軽く50冊を超えていた。自分でも不思議な思いに囚われるのであるが、センセの文章の読みやすさと、繰り返して訴えられることの幾つかに共感している、ということだろうか。思想家と称されるセンセであるが、同様の凡百の方々と違うのは、武道を始めとする実践家としての面も強くあるということが大きい。本書でもそれは詳述されている。というわけで、常備薬的に読んでしまった一冊。

2024/04/18

九曜紋

政治的な立ち位置については、著者は全共闘世代のリベラル左派、私は正統派保守(を自認している)ので、国際情勢の現状認識等、相容れない部分はある。しかしながら、人生の大先輩として、アカデミアの世界で長年にわたり生きてきた著者の人間社会に対する洞察力には素直に頭を垂れる部分が多い。特に人口減少社会・日本においては首都圏一極集中と、過疎地の切り捨ては資本主義の必然的帰結、という指摘には首肯せざるを得ない。能登半島地震の被災地はその典型だろう。岸田政権がやっていることは復興ではなく、文字通り棄民である。恐ろしい。

2024/04/10

TOMTOM

家族には共通言語があり、相方から先に読み終えたこの本を「師匠の本、これはサクサク読めたから」と手渡される。確かにサクサク読め、読み終えた感想戦。私は読書する本にマーカーはしないタイプですが、この本のあるテーマのページを唯一折りこんだのですが、相方と同じ感想と同じテーマでしたw。子どもに愛を注ぐのではなく、子どもをいかに傷つけずに育てるかというテーマ。中等教育に携わるセンセイ方や子育てをする親御さんには読んでほしいと感じる一冊でした。

2024/04/21

aaboo

図書館や本の重要性への言及が良かった。

2024/04/05

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