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木曜日、彼女(ヨメ)は妖怪と浮気する。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ お 3-1)

木曜日、彼女(ヨメ)は妖怪と浮気する。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ お 3-1)

木曜日、彼女(ヨメ)は妖怪と浮気する。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ お 3-1)

作家
オイカワショータロー
西島大介
出版社
メディアファクトリー
発売日
2009-02-21
ISBN
9784840127028
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木曜日、彼女(ヨメ)は妖怪と浮気する。 (MF文庫 ダ・ヴィンチ お 3-1) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

タイトル通りのストーリー。責任や決断から逃げ続けて30数年、公務員として平凡な人生を送る男性が、妻が男とラブホテルに入る場面に遭遇。「別れろ」と迫ると、妻はきっぱりと「やだ」。しかも相手の男は只者じゃ……というかこの世の者じゃなかった。不倫を題材にした物語には、古くは『源氏物語』から、現代なら『マディソン郡の橋』や『失楽園』など様々あるが、こんなに軽くて罪の薫りがない話もないだろう。トキメキをなくしてしまった後に残るもの。その代わりに大切になるもの。いろんな形があるだろう。でも、さすがにこれは……(笑)。

2016/01/23

ろくでなし@ぐーたら中

57点 さて、夫婦にとっての“ちょうどいい” とは。風味はほのぼのながら意外と本質的な大切な「なにか」の話。価値観、環境、年数、依存度にもよるけど大事なのは距離感なのかなとは思う。逃亡体質のだらしがなくて情けない旦那クンのせいなのねそうなのねとはいえ、妖怪とヨメの逢瀬をウォッチした日にゃそりゃツライぜマジで一大事な訳なんですが、設定があまりに突飛すぎると却って気にならないうえサラリと構えずに読めるので、男女のちょうどいいを考えてみるにはこれはこれで案外ちょうどいい本なのかもしれないな。ウィッスッ。……ん?

2014/10/29

ミモザ

タイトル通りの物語。奥さんが妖怪と不倫している現場を目撃してしまった謙一。そりゃもう別れて欲しいと思うよね。でも奥さんにも不倫に走ってしまう理由もあるのです。なにごとにも向かいあわず、なあなあに済ませてきてしまった逃亡体質の謙一。奥さんとの生活も「例年通りよろしく」みたいな感じで来てしまった。旦那さんの全部が「わかって」しまって奥さんは退屈に。だからと言ってなぜ妖怪…(笑) この突拍子もない設定が重い題材のはずの不倫物語を軽く読めるものにしてくれてます。男女間の「ちょうどいい」を考えさせられる本でした。

2016/12/24

さとちん@脊椎オパ3/10参戦

ジャケ買いです(笑)。【以下ネタバレ】あ〜もやもやする〜と言った感想です。私にはちっとも読むのに『ちょうどいい』小説では無かった(笑)。妙に生々しかったり(妖怪との逢瀬にラブホとか)荒唐無稽過ぎたり…最後は主人公がホンの少し成長したり再びカレーで競ったりと『ちょっと洒落たいい話風』にしてますけどなんだかなあでした。干からびた?妖怪の変化の様子が気持ち悪くて胸焼けしました。

2012/08/20

miroku

異常な設定。 情けなく、最低の主人公。 阿呆らしい展開。 でも、読み終わると少しだけ微笑みが・・・。

2009/10/21

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