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ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

作家
紺野キリフキ
出版社
メディアファクトリー
発売日
2010-08-25
ISBN
9784840134972
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ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ) / 感想・レビュー

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ハイランド

つまらない本ばかり置いている、性格の悪い着ぶくれした女や遠視の幼稚園児、何カ国語も話せる日本語が覚束ない語学屋が働いていて、必要な人しかたどり着けない図書館。不思議なシニカルファンタジー。おもしろいと言うより雰囲気に酔う小説なのだろうか。あり得ない話だが、妙に現実を反映してる?世の中は性格の悪い人やつまらない本に満ちている。つまらない本はいつの間にかどこかに消えている。もっとも勤勉なのは実は猫である。初読の作家ながら妙に惹かれる作風。でもたまには変な職員に囲まれて日がな一日つまらない本を読むのも良いかも。

2016/12/02

へくとぱすかる

会話や雰囲気が、別役実さんの戯曲みたいで、ちょっとシュールな感じ。登場人物に名前がついていないためか、小説というよりメルヘンとして読める。つまらない本しか置いていないという図書館に、どんな意味があるのか、それを考えたらおしまいなのだが、そんな想定を自然に受け入れて読み進めてしまう。そんなおもしろさがこの作品にはある。だからこの本自体はツクツク図書館には置いてないだろうなぁ。

2014/04/19

ちはや@灯れ松明の火

つまらないものですが。それは謙譲の美徳でしょうか、それとも事実を述べているのでしょうか。一日中図書館内で本を読み続けるお仕事はいかがですか。しかもとびきりつまらない本を。これって、天国でしょうか地獄でしょうか。「おもしろい本が一冊もないツクツク図書館(別名・本の墓場)には誰も読んだことのない『伝説の本』が眠っているらしい」、そんな噂を信じますか。図書館内の『子どもにはまだ早い部屋』をこっそり覗いてみたいとは思いませんか。つまらないなんて決めつけたら、世の中の大抵のことはおもしろくなくなってしまいますよ。

2013/02/26

AKIKO-WILL

果たしてもし自分ならツクツク図書館に行けるだろうか?そして、ツクツク図書館で着ぶくれの女やカウンターに生首展示みたいになる館長や語学屋、運び屋、戻し屋ちゃんに会えるのか?こんな図書館がもし存在していたら一度は行ってみたい。たとえそこにはつまらない本しか置いてなくても!たまたま偶然見つけてしまうかもしれない、骨の兵隊さんが居る部屋にある伝説の本を!それを猫のフギと一緒に読んでみたいな!不思議な不思議なツクツク図書館でした。

2016/03/15

七色一味

読破。ネタバレありかも。ちょっと感想の書きづらい作品。「ツクツク」が「築津区」だとは…。途中、挫折したい感じもあり、でも、なんとなく次のページをめくると、するりと図書館の中に入り込んでいくような感じがあり、この本自体がツクツク図書館にあってもよさそうな感じでした。

2013/12/01

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