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外科室 (立東舎 乙女の本棚)

外科室 (立東舎 乙女の本棚)

外科室 (立東舎 乙女の本棚)

作家
泉鏡花
ホノジロトヲジ
出版社
立東舎
発売日
2018-12-15
ISBN
9784845632961
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あらすじ

人気シリーズ「乙女の本棚」最新作は泉鏡花×「刀剣乱舞」イラストレーターのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

でも、貴下は、貴下は、私を知りますまい!
外科室での手術で麻酔を拒否する夫人。その視線の先には、外科医・高峰がいた。

本書は、有名小説と人気イラストレーターによる珠玉のコラボレーション・シリーズ「乙女の本棚」の1冊です。
今作では、『刀剣乱舞』のキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは夢野久作『瓶詰地獄』を担当するなど、数多くのイラスト・マンガを手がけるイラストレーター・ホノジロトヲジが泉鏡花を描きます。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。オールカラーで小説と描き下ろしイラストが楽しめます。

*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。

外科室 (立東舎 乙女の本棚) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

泉鏡花の『外科室』は、この短さが何よりいい。心に閉じた秘密を漏らすかもしれぬから、麻酔をしてくれるなと頼む夫人の物語は、この短さゆえに潔く、美しく、胸に突き刺さる。昔、坂東玉三郎が監督し、吉永小百合主演で映画化したことがあったが、その時の上映時間は50分だった。長くすることも全然可能だったはずだが玉三郎は、『外科室』の短さの意味を心得ていたのだ(確か、入場料が千円だったことを記憶している)。そう言えば、玉三郎は映画『帝都物語』で泉鏡花を演じたことがあった。鏡花を理解していて当然だ。(つづく)

2018/12/18

うさぎや

表紙につられて。なんとまあドラマチック……!

2018/12/15

凛風(絶賛積ん読消化中)

泉鏡花は好きだけれど、これは初読み、だと思う。うわ言を言うのを恐れて麻酔を拒否したのに、告白しちゃったよね。痛い思いをした分、損したことにならないか? 医者以外の人間が手術室に何人もいて、時代を感じるが、もし、医者以外の人間が立ち会わなければ、うわ言を言っても良かったんじゃないか? そもそも「予」は何に好奇心を抱いて、ここにいるのか? 読後、Whyばかりが渦を巻いてしまう。とは言え、痛い話をイラストが柔らかく包んでくれている。切り開いた胸から血や骨でなく、思い出が出て来るイラストなんて、秀逸。

2018/12/31

りゅりゅ

挿絵というよりかイメージイラストかな。上は麻酔を拒むくだりが有名(主観)な話。ああ、この話なのかと。こんなオチとは思っていなかった。壮絶。

2019/03/12

sui

99。乙女の本棚シリーズ第9弾。泉鏡花作品を初めて読みました。鏡花作品て全てこのような文体なのかしら、ちょっと苦戦してしまった。とはいえずっと読んでみたかった「外科室」。心の秘め事を譫言で話してしまうのが怖いから麻酔なしで手術をしてくれと頼む夫人。そこまでの覚悟をさせる秘め事の正体とは・・・。うわぁぁ、この短さの中になんて濃過ぎる世界なんだ!上と下に分かれて語られる物語には、短さゆえの美と悲哀がぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、読んでいて心に刺さりまくりでした。また絵師さんの世界観とも相性抜群で素敵でした!

2018/12/23

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