強打者 (ワニブックスPLUS新書)
強打者 (ワニブックスPLUS新書) / 感想・レビュー
ma-bo
前に読んだ名投手(江夏さんが選ぶ新旧名投手)に続いて、打者編。ただ投手編に比べて掘り下げ方が浅かったかな。江夏さんだから投手の方が詳しいのは仕方ないけどね。対戦した打者をどう攻略したとか、未対戦、現役の打者には江夏さんならこう攻めるとかをもう少し言及してほしかった気がする
2021/09/27
再び読書
落合が本当の天才だと言う前田も無冠の帝王だとこの本で気付いた。また、打撃技術が山内一弘と中西太の二系統に分かれると言うのも、ここで再認識させられた。内角の捌き方に妙がある。無冠の帝王だった清原の500本以上本塁打を放っている打者で3方向に100本以上打っているのが、彼だけという見方も面白い。山田の本塁打王と盗塁王の二冠も改めて知った。弟子と言う掛布と川藤のまねをする松村まで愛しているのが、いかにも江夏氏らしい。返す返すこの人が指導者として野球界にもっと貢献出来たのにと、過去の過ちを残念に思う。
2022/11/09
マッちゃま
江夏氏が選ぶ強打者37名。簡単な球歴と江夏氏とのエピソードなんかで紹介されております。古めの方以外、ほとんどの選手のプレイを僕も観てましたので懐かしさや意外な話しなんかにも面白く読めました。阪神OBという事もあってか、未だ新人の佐藤輝選手も最後に挙げている辺りはクスッとしましたが、それこそ10年後には「それが当たり前」の選択であったのと思えるのかなぁ。ウチの坂本選手は勿論ですが、岡本選手まで選んでもらえてるのでニヤニヤしながら「これが忖度と言うヤツか」と感じました。ギリ昭和からNPBを観てる方にオススメ♪
2021/10/04
anken99
前作に続いて読んでみた。江夏が選ぶ強打者たち。実際に対戦したことのある打者たちは、エピソードに加えて対戦成績も収載。王、長嶋をはじめとする打者たちは、本塁打数も多いが三振数も多く、真っ向勝負を挑んでいたことがうかがわれる。目上の人はさん付け、年下の人は君付けでの記載だが、全体的に批判的な見方はなく非常にフェアな印象。見た目にそぐわず酒は飲まないという江夏こそ、実は野球が好きで好きでたまらないんだろうと思う。
2023/01/12
Shinya Fukuda
王貞治から佐藤輝明まで37人の打者のことが書かれている。対戦した打者については対戦成績も書かれている。この打者にはよく打たれた、その原因はこうとか、この打者は抑えたその原因はこうとかもう少し突っ込んで書いて欲しかった。対戦していない打者については自分ならこう攻める、これが打てないとかその辺りを書いて欲しかった。記者に対して思い出話をしているようだ。岡本が入っていて村上が入っていない。榎本、立浪、松井稼頭央辺りが入っていないのが疑問。王、野村、長嶋が少し他より詳しいのは江夏らしい。
2021/09/18
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